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機械学習で自発的に撮影するカメラ「Google Clips」はIntel製AI向けVPUで動作
2017年10月5日 13:30
米Intelは4日(現地時間)、Googleが同日に発表した小型カメラGoogle Clipsに、同社のAI向けプロセッサ「Movidius Myriad 2 Vision Processing Unit(VPU)」が搭載されていることを発表した。
Google Clipsは本体サイズが49×49×20mm(幅×奥行き×高さ)と小型のカメラで、Google Clips自身が撮影のタイミングを決定するという一風変わった製品。家庭で子どもやペットの様子を撮りためるのが主用途。機械学習の機能を有しており、Google Clipsが学習を進めていくことで、撮影に最適な瞬間をより高い精度で捉えられるようになるという。
Movidius Myriad 2 VPUでは、こうした機械学習の効果を実現する高性能なプロセッサで、128bitのVLIW型ベクタプロセッサを12基備える。1W以内でTFLOPS級の性能と省電力性を発揮するのも特徴。Google Clipsでは1回の充電で3時間分の撮影が行なえるようになっている。
