ニュース

米国と中国企業、動画を自己分析する監視カメラを開発

~不審車両やながら運転を自動で検出

 米Movidiusと中国Hikvisionは24日(米国時間)、協力を発表し、監視カメラに動画を自己分析できる技術を導入することを発表した。MovidiusのMyriad 2 Video Processing Unit(VPU)は近いうちにHikvisionの監視カメラに搭載される予定。

 以前までは、ディープニューラルネットワークを利用するにはクラウド上に追加のCPUが必要だったが、Myriad 2 VPUを利用することでそのカメラだけで録画したビデオを分析できる。これを搭載することでHikvisionは99%の正確さで車両認証、不審物の積荷、ながら運転、シートベルトの不着用などをカメラ単体で認識できるようになったという。

 Myriad 2を搭載したカメラは10月25日~28日にかけて中国で行なわれるSecurity China 2016にて展示される予定。