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XFX、中国向けのローエンドビデオカード「Radeon RX 560D」

~事実上のRadeon RX 460改

 中国XFXは、中国国内向けのRadeon RX 560D採用ビデオカード「RX 560D 4G戦狼版」を発表した。

 ローエンド向けのチップ“Polaris 21 XL”を採用したビデオカード。フルスペックのRadeon RX 560はストリームプロセッサ数が1,024基だが、本製品は旧モデルのRadeon RX 460と同じ896基となっている。また、コアクロックは1,196MHzとされており、Radeon RX 460のBoostクロックの1,200MHzと比較して若干低い。

 そのほかの仕様は、メモリがGDDR5で、バス幅は128bit。容量は4GB、クロックは7GHz。ディスプレイ出力はHDMI、DisplayPortおよびDVIの3系統。

 余談だが、Radeon RX 460に採用されている“Polaris 11”は基本的にPolaris 21 XLと同じダイであり、保証外にはなるものの、Mod BIOSを利用することでストリームプロセッサ数を1,024基に増やせる(性能は約10%増)。RX 560Dでも同様のことを実現できそうだ。

der8auer氏による、Radeon RX 460ストリームプロセッサのアンロックの手順紹介