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各社、Radeon RX 460搭載ビデオカードを発売

~税別13,000円から

SAPPHIRE NITRO RX 460 4GD5

 AMDは8月8日22時、「Radeon RX 460」搭載ビデオカードの国内発売を解禁した。

 Radeon RX 460は、コードネーム“Polaris 11”と呼ばれるダイを採用したGPU。リファレンスカードの主な仕様は、SP数896基、ベースクロックは1,090MHz、ブーストクロックは1,200MHz、ピーク演算性能は2.2TFLOPS。メモリはGDDR5で、バス幅は128bit、クロックは7,000MHz相当、バンド幅は112GB/s。TDPは75W以下。

 発売を開始したのは株式会社アスクおよびCFD販売株式会社の2社で、価格は全てオープンプライス。

 アスクは、Sapphire Technology製「SAPPHIRE NITRO RX 460 4GD5」を8月8日、同「SAPPHIRE RADEON RX 460 2GD5」を8月13日より発売。税別店頭予想価格はそれぞれ17,980円、13,980円前後の見込み。

 SAPPHIRE NITRO RX 460 4GD5は、高品質設計が特徴の「SAPPHIRE NITRO」シリーズで、セミファンレス機能を備えた
「Dual-X」クーラー、冷却ファンを着脱可能にする機能「Quick Connect」に対応する。

 SAPPHIRE RADEON RX 460 2GD5は、補助電源不要の低消費電力で、高いワットパフォーマンスを実現したとするカード。2ボールベアリングを採用する90mm径のデュアルファンクーラーを採用する。

 SAPPHIRE NITRO RX 460 4GD5の主な仕様は、コアクロックがベース1,175MHz、ブースト時1,250MHz、電源は6ピン×1。カード長は221mm。

 SAPPHIRE RADEON RX 460 2GD5の主な仕様は、コアクロックがベース1,090MHz、ブースト時1,210MHz。カード長は216mm。

 メモリ仕様は共通で、GDDR5メモリ2GB、バス幅は128bit、メモリクロックが7,000MHz。

 インターフェイスはDual Link DVI-D、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4。

SAPPHIRE RADEON RX 460 2GD5

 CFD販売は、PowerColor製「AXRX 460 2GBD5-DH/OC」および、玄人志向ブランドより「RD-RX460-E2GB」の2モデルを8月8日、GIGABYTE製「GV-RX460WF2OC-4GD」、「GV-RX460WF2OC-2GD」を8月中旬より発売。

 AXRX 460 2GBD5-DH/OCとRD-RX460-E2GBは、両製品ともにシングルファンクーラーを採用したRadeon RX 460搭載ビデオカード。税別店頭予想価格は、ともに13,000円前後の見込み。

 主な仕様は共通で、コアクロックはベース1,200MHz、ブースト時1,212MHz、メモリはGDDR5メモリ2GB、バス幅は128bit、メモリクロックが7,000MHz。

 インターフェイスはDVI-D、HDMI 2.0b、DisplayPort 1.4。

AXRX 460 2GBD5-DH/OC
RD-RX460-E2GB

 GV-RX460WF2OC-4GD、GV-RX460WF2OC-2GDは、GIGABYTEオリジナルのデュアルファンクーラー「WINDFORCE 2X」を搭載したビデオカード。税別店頭予想価格はそれぞれ17,500円、16,000円前後の見込み。

 メモリ容量が異なり、GV-RX460WF2OC-4GDは4GB GDDR5、GV-RX460WF2OC-2GDは2GB GDDR5を採用する。

 そのほかの主な仕様は共通で、最大コアクロック1,212MHz(ブースト時)、メモリクロック7,000MHz、バス幅128bit。

 インターフェイスはDual Link DVI-D、HDMI、DisplayPort。

GV-RX460WF2OC-2GD
GV-RX460WF2OC-4GD