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AI活用の音声入力機能「Googleアシスタント」の日本語版が提供開始

日本でも「Googleアシスタント」を利用可能に

 Googleは5月29日、AndroidスマートフォンにおけるAI活用音声補助機能「Googleアシスタント」の日本語版提供を開始したと発表した。

 Googleアシスタントは、昨年の10月に行なわれた新スマートフォン「Pixcel」の発表会にて紹介された機能だが(『Google新製品の中核を成すパーソナルAI「Google Assistant」』参照)、これまで日本語では利用できなかった。海外では同機能を備えた据え置き型機器の「Google Home」も販売されており、活用が進んでいる。なお、Google Homeは2017年末に国内販売されるとの発表があった。

 Googleアシスタントはホームボタン長押しか、「OK, Google」と声をかけることで起動可能。Googleは「まるで人と話しているように、自然に会話できる」としており、1日の予定の確認や移動先へのもっとも適した交通手段、Googleフォトからの写真検索、メッセージ送信などを音声を通して行なえるようになる。

 GoogleアシスタントはAndroid 7.0 NougatおよびAndroid 6.0 Marshmallow、Google Playストアを搭載するすべてのスマートフォンに向けて、順次提供予定としている。