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「Google Assistant」が日本語化、「Google Home」も日本へ投入

Google Home

 Googleは17日(米国時間)、Android版Assistantの日本語対応と、据え置き型音声アシスタント機器「Google Home」を2017年末に日本を含む数カ国で発売することを発表。

 加えて、音声アシスタントAI「Google Assistant」について、対話的操作の強化、AIの画像認識による検索機能「Google Lens」、iOSのサポートを含んだ大幅な機能拡充も発表した。

 Android版のGoogle Assistantは、キーボードによるチャット形式の操作が追加され、特殊な語句などにも対応可能となった。また、Assistantに尋ねた履歴も近日中に表示可能となるなど、使い勝手の向上が図られている。

検索やチケットの入手、カレンダーへの追加などの操作が選べる

 新機能のGoogle Lensは画像認識を利用し、画像によって検索が可能になるというものだ。例として、看板にカメラを向ければ内容を認識し、チケットの予約やカレンダーの設定が可能になる。

 Google Homeは、数カ月中に米国とカナダのユーザーを対象として、音声操作による無料ハンズフリー通話機能が追加される。強化されたAIは複数人の声を認識することが可能で、「お母さんに電話」と命じた場合、声から誰の母親であるかといった関係も認識して発信する(Google Homeについてはこちらも参照”Google新製品の中核を成すパーソナルAI「Google Assistant」”)。

 また、音声のみでカレンダーやリマインダーを追加可能となった。もちろん、カレンダーはアカウント内で同期されるため、外出先でもスマートフォンなどから参照できる。