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ネットギア、バッテリ搭載で数カ月完全ワイヤレスで動作するネットワークカメラ

~赤ちゃん見守り用カメラも発表

 ネットギアジャパン合同会社は9日、バッテリ搭載で完全ワイヤレス動作可能なネットワークカメラなど、以下の3製品を発表した。

  • Arlo Pro
    リチャージバッテリ搭載のネットワークカメラ
  • Arlo Go
    SIMロックフリーの4G LTE対応ネットワークカメラ
  • Arlo Baby
    赤ちゃんの子守に特化環境センサー付きネットワークカメラ

Arlo Pro

Arlo Pro。カメラ2台がセットで、奥にあるのがベースステーション

 Arlo Proは本日よりAmazon.co.jpにて予約受付を開始し、6月16日より出荷。カメラ2台セットで49,980円となっている。Amazonで予約購入した場合、ネットギアにユーザー登録を行なえば、Amazonギフト券5,000円分が提供される。

 Arlo Proは充電式のバッテリを備えた小型のネットワークカメラで、ベースステーションと組み合わせてWi-Fi(IEEE 802.11n)接続で使用する。見通し距離は最大91.44m。カメラは全天候型となっており、IP65準拠の防滴・防塵機能をサポート。屋外でも利用可能。バッテリ駆動時間は通常利用なら4~6カ月となっている。

 動作検知機能を備え、赤ちゃんやペットの動作を判断して録画を開始でき、カメラに内蔵されたマイクとスピーカーによってスマートフォン経由で話しかけたり、音を聞くこともできる。また、動作検知時はスマートフォンにアラートを送ることもでき、赤ちゃんやペットの見張りをArlo Proが代わりに行なえる。夜間撮影にも対応。不審者に対してベースステーションから100dB強の大音量アラームを鳴らすこともできる。

 録画データはベースステーションに接続したUSBストレージに保存できるほか、7日間で最大1GB分の録画データを無償保管できるクラウドストレージも利用できる。

 主な仕様は、カメラ解像度がHD(1,280×720ドット)、視野角130度、録画フォーマットはH.264、ナイトビジョン搭載(805nm LED/赤外線カットオフフィルタ)、動作温度-20~45℃。ベースステーション部はWi-Fiだけでなく、Ethernetポートも備える。

 本体サイズ/重量は、カメラ部が79.3×48.6×70.5mm(幅×奥行き×高さ)/136g、ベースステーションが174.5×58.6×126.5mm(同)/316g。

Arlo Proの特徴
Arlo Proの構成
オプションでカメラの増設なども可能

Arlo Go、Arlo Baby

 Arlo GoおよびArlo Babyについては7月より順次発売予定。価格は未定となっている。

 Arlo GoはArlo Proの兄弟機となり、Arlo Proの機能を備えることに加え、LTE 4G/3G回線に対応する

 Arlo Babyは赤ちゃんなど小さい子どもを見守ることを目的とした製品で、ネコ、ウサギ、ダルメシアンといった形状を模したデザインが特徴。こちらの製品も充電式電池を搭載しており、ワイヤレスで動作する。

 環境センサーを備えており、部屋の温度と湿度も監視可能、しきい値を超えた際にユーザーにアラートを送ることができる。さらに泣き声検知や睡眠パターントラッキング機能も搭載し、子守をサポート。目覚めた際にもアラートを送るように設定できる。

 また、スマートフォンを経由した対話機能もあり、遠隔地から赤ちゃんに話しかけたり、音楽を聞かせたり、録音した子守歌を流すといった使い方ができる。

Arlo Go
Arloよりも若干大きい
Arlo Baby
ダルメシアンの装飾
背面