ニュース

これぞMR。HoloLensで自分の部屋がレミングスのゲーム画面に

 弊誌読者なら1990年代に人気を博したパズルゲーム「レミングス」をご存じだろう。レミングはネズミ科の小動物で、突発的に集団で海に飛び込み集団自殺すると考えられていた(実際は、自殺しない)ことから、その生態をモチーフにゲーム化された。

 ゲームでは、一定時間ごとに入り口からレミングスが1匹また1匹と現われ、一定方向に進行していく。放っておくと、崖から落ちて死んだりするので、はしごを作るなどの指示を与えることで、死なないようにゴールまで導く。パズルを解くひらめきと、リアルタイムでレミングを操作するアクション性が求められる。

 そんなレミングスを、HoloLensを用いて現実世界と融合したMR(Mixed Reality)ゲーム「HOLOLEMS」がWindowsストアにて無償で公開されている。デモ動画では、自室の中がレミングスの舞台となっており、小さなレミング達がソファの上などを行進していく。もちろん、このゲームでも放っておくと、レミング達は落ちて死んでしまうので、方向転換や、はしごを作るなどの指示を与えることで、ゴールに導ける。

 自分の部屋にゲームを合成するということは、ステージは千差万別となるが、あいにく編集部にはHoloLensがないので、部屋の構造からゲームマップを自動生成するのか、自分でマップ作成するのかはわからない。