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富士通、スッキリデザインのリビング向け新一体型PC

~フォトフレーム型採用で省スペース性を追求

ESPRIMO FHシリーズ(ブラック)

 富士通株式会社は、FMVブランドの一体型デスクトップPC「ESPRIMO FH」シリーズより、新デザインのリビング向けPCを3機種発表した。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は16万円強から。1月19日より販売を開始する。

 最上位機の27型「FH90/A3」は秋冬モデルから据え置きで、23.8型液晶を搭載する下位モデルの3機種はリビングとの親和性の高い新筐体を投入。省スペース性とデザイン性を追求し、家族で共用することを前提とした長く使える見た目を取り入れた。本体色はブラックとホワイトの2色があるが、機種によっては色が異なる。

 液晶以外の部分が極力目立たないフォトフレーム型のスッキリとしたデザインとなっており、スタンドは一体感と質感の高いダイキャストスタンドを採用。4辺狭額縁液晶を備え、旧23型モデルよりも液晶部分が18mm伸びているが、筐体の幅は2mm短い542mmを達成。奥行きは168mmで、22度の傾斜時も同じく168mmを維持可能な省スペース設計となっている。

 また、ステレオスピーカーの出力が3W+3Wと従来機よりも1W分上がったことに加え、スピーカーを本体下部に斜めに備えたことでデザイン性と高音量を両立した。スピーカーはパイオニア製でツイーターも搭載。音圧測定結果では、従来機が75.45dBだったのに対し、本機は82.82dBに向上している。

 キーボードとWebカメラは収納式で、この点もデザイン性を配慮。キーボードは画面の底面に、Webカメラは本体上部にプッシュ式で実装されている。キーボードは打ち心地の良好な約3mmストロークで、キーによって押下圧の異なる3段階押下圧を採用する。このほか、上位2機種は3波対応のダブルTVチューナを搭載した。

 主な仕様は下表の通り。

【表】ESPRIMO FHシリーズの仕様
FH77/B1FH53/B1FH52/B1
CPUCore i7-7700HQ(2.8GHz)Celeron 3865U(1.8GHz)
GPUIntel HD Graphics 630Intel HD Graphics 610
メモリDDR4-2400 4GB(最大16GB)DDR4-2133 4GB(最大16GB)
ストレージHDD 1TB
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ23.8型光沢IPS液晶
解像度1,920×1,080ドット
OSWindows 10 Home
USB3.1 Type-C×1、3.0×53.0×4(1基はType-C)、2.0×2
カードリーダSDカードリーダ
無線通信IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1
有線LANGigabit Ethernet
Webカメラ92万画素
TVチューナ地上/BS/ 110度CSデジタル×2-
その他ステレオスピーカー、マイク/ヘッドフォン端子
付属品無線キーボード、無線マウス、赤外線リモコン無線キーボード、無線マウス
付属ソフトOffice Home & Business Premiumプラス Office 365サービス、ATOK 2016などOffice Personal Premiumプラス Office 365サービス、ATOK 2016など
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約558×167~176×362~370mm
重量約6.5kg
税別店頭予想価格21万円強17万円強16万円強
発売日1月19日
ホワイトモデル