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AMD、HDR対応を追加した「FreeSync 2」技術を発表
2017年1月4日 12:14
米AMDは3日(現地時間)、HDR対応などの追加仕様を盛り込んだ動的リフレッシュレート同期技術「Radeon FreeSync 2」技術を発表した。
FreeSyncは、ビデオカードの出力とディスプレイのリフレッシュレートを自動的に同期させることで、テアリングの発生を抑える技術。今回、名称に「Radeon」の冠が付くとともに、HDR対応と低フレームレート補完技術を仕様に盛り込んだ。
現在のHDRトランスポートフォーマットは、主にディスプレイによるトーンマッピング処理を備えたTVに表示される映画コンテンツ向けに設計されており、PCゲームの許容可能なレイテンシを超えていた。FreeSync 2用の新しいAPIは、作業負荷をRadeonのパイプラインに移行することで低レイテンシを実現し、ディスプレイの目標輝度、コントラスト、色空間を直接ゲーム上にトーンマッピング可能。sRGBに比べ、2倍以上の明るさと色の量を提供するという。