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VESA Adaptive-Sync対応ディスプレイは2015年第1四半期登場

 米AMDは19日(現地時間)、Adaptive-SyncとProject FreeSyncに対応するディスプレイが2015年第1四半期に発表予定であることを明らかにした。

 AMDのProject FreeSyncは、GPUのフレームレートとディスプレイのリフレッシュレートを同期させることで、フレームレートが変化しても、描画ズレや画面のかくつき(テアリング)が生じないようにする技術。当初は独自技術として発表したが、その後VESAによってDisplayPortの標準規格として取り入れられた。

 この技術を利用するにはハードウェアの対応が必要で、GPUについてはRadeon HD 7000以降、APUではKaveri、Kabini、Temash、Beema、Mullinsといった直近のものが対応している。

 今回の発表では、画像変換回路を開発するMStar、Novatek、Realtekらが同技術対応製品を2014年中に開発し、2015年第1四半期より対応ディスプレイが発表されることが明らかにされた。

(若杉 紀彦)