ニュース
AMD、Radeonの消費電力を引き下げる機能を追加
2016年12月8日 23:00
米AMDは8日(現地時間)、「Radeon」用ドライバの大型アップデートとなる「Radeon Software Crimson ReLive」を発表した。同ドライバの改善点は多岐に渡るが、本稿では消費電力を引き下げる機能について取り上げる。その他の機能については、以下の関連記事を参照されたい。
Radeon Chillと呼ばれるこの機能は、ゲームの状況に応じて、ダイナミックにフレームレートを変更することで、消費電力を押し下げる。具体的には、ゲームの中で動きが少ないシーンでは、フレームレートを下げる。これにより、動きが少ないシーンでは消費電力を最大31%低減。また、チップ温度も最大13%下げられる。
なお、この機能は、ゲームタイトルごとに対応が必要なため、現時点では、Team Fortress 2、Overwatchなど利用可能なのは18タイトルに限られる。また、対応ゲームの場合も、デフォルトではこの機能はオフにされている。
検証記事も用意しているので、併せてご覧頂きたい。