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デル、羽田空港でリモートワークなど次世代ワークスタイルを提案

~ブースへの入場は無料。抽選でポーダブル電源など、デルのPCアクセサリが当たる

羽田空港第二旅客ターミナル2階で開催されている「次世代ワークスタイルショールーム~働き方改革」

 デルは、11月28日~30日の3日間、東京・羽田の羽田空港第二旅客ターミナル2階の南側、北側イベントスペースにおいて、「次世代ワークスタイルショールーム~働き方改革」を開催している。協賛はインテル株式会社。

 デルが提唱する次世代の働き方「Future Ready Workforce」を体感できるイベントと位置付けており、「出張するビジネスマンや旅行者が訪れる羽田空港を利用し、デルによる次世代の働き方の提案を行なうとともに、リモートワークに対する認知度向上を図るのが狙い」とする。

 Future Ready Workforceとは、デルがグローバルで提唱している次世代の働き方をベースに、5~10年後のあるべき姿や、働きやすい環境を、具体的な形で示すものだ。

 個人やチームが最大限の性能を発揮することによって、組織全体が、機能的かつ創造的に運営され、将来のビジネス環境下における競争優位性を獲得できるようにすることを狙っており、社員同士の円滑なコミュニケーションから生まれる「イノベーションアイディア」、社員それぞれのワークスタイルにあった働きやすい環境を整備する「従業員満足度の向上」、そしてITソリューション活用による「働き方の変革」の推進を掲げ、デルの日本法人では、これらの取り組みを、デスク型、社内移動型、外勤型、在宅型、特定型という5つの働き方に分類して、個人やチームの生産性の向上や、活発な組織づくりを実現することになる。

 日本では、グローバルに先駆けて、本社オフィスをリノベーションするなど、自らがワークスタイルの変革に取り組んでいるという。今回のイベントでは、主に、リモート環境での働き方にフォーカス。アンケートでも、リモートワークに関する質問を設定していた。だが、アンケート用紙を見て、「リモートワークってなんですか」という問い合わせも、かなりの数にのぼったという。

 第二旅客ターミナルは、ANA、エアドゥ、ソラシドエアなどが使用。地下1階のモノレールや京急の改札を出て、Mercedes me Tokyo HANEDA(メルセデスミー東京羽田)の前にあるエスカレータを昇って、2階の出発ロビーに到着すると、この時期には大きなクリスマスツリーが飾ってあるが、それを挟むような形で、両側にイベントスペースを配置している。

 南側に設置した「次世代の働き方」ショールームでは、ラウンジエリアとカウンターを置き、オフィスや仕事環境を快適にするIntel Uniteソリューションや、外出先でもオフィスと同様のネットワーク環境を提供するデルのモバイル製品を展示。体験できるようにした。

 一方、通路を挟んだ北側では、Intel第6世代Coreプロセッサを搭載したNew XPSシリーズのほか、Latitudeシリーズ、Vostro シリーズ、Precisionシリーズ、OptiPlexシリーズといったデルのPC製品、各種ディスプレイやオフィス外での業務に便利なPCアクセサリを展示。実際に体験することができるようにしていた。

 デルでは、Future Ready Workforceの実現に向けて、世界のIT動向と将来の職場環境に関する状況をIntelとともに調査している。これによると、57%の従業員が今後5年以内にスマートオフィスで働くことを予測。51%のワーカーが技術の進歩によって、対面での会議が不要になると予測していることなどが分かった。また、ミレニアル世代の80%が職場選びや仕事を引き受ける際にIT環境を考慮していること、60%以上が職場の福利厚生においてハイテクに関する特典を期待していることなども浮き彫りになっている。

 この調査は、世界10カ国、4,000人を対象に実施したものだが、その中から、日本においての調査結果も公表。今回のイベントでもその内容を示している。

 これによると、日本のワーカーの40%はテクノロジ装備の視点で仕事を選択しているが、4人に1人は、自宅で利用しているテクノロジの方が職場で使用しているテクノロジよりも先進的と回答しており、「優秀な人材を惹きつけ、保持するには最新のビジネスPCやテクノロジを導入する必要がある」と指摘。また、58%のワーカーは同僚とリモートでのやり取りをしているが、44%のワーカーはクラウドまたはインスタントメッセージを使用していないこと、45%のワーカーがビデオ会議を使用していないこと、大企業の49%の従業員が自分の職場にはスマートさが欠けていると回答。「企業は、革新的なテクノロジを利用できる環境を確立する必要がある」としている。

 さらに、日本のワーカーの47%が、ARやVRなどの最新技術を業務活用したくないと回答していることを示し、最先端の技術には積極的な姿勢を見せていない課題も示した。

 なお、「次世代ワークスタイルショールーム~働き方改革」の開場時間は、午前10時から午後6時。入場は無料で、アンケートに答えると、デル限定のお菓子をプレゼント。また、デル製品を所有しているユーザーには、抽選でポーダブル電源など、デルのPC用アクセサリをプレゼントする。

南側の「次世代の働き方」ショールームでは、ラウンジエリアとカウンターを設置
カウンターを利用してリモートで仕事をする人の姿も
北側ではデルの最新PCを一堂に展示した
モバイルユーザーにも人気のNew XPS 13
New XPS 15
Latitude 11 5000シリーズ 2in1
Latitude 12 7000シリーズ
堅牢PCのLatitude 14 Rugged Extreme
こちらはLatitude 12 Rugged Extreme
水をかけて防水性をアピールするデモンストレーションも行なっていた
教育機関などに導入が進んでいるChromebook 11
Vostro 15 5000シリーズ
OptiPlex 7040 MTは内部も公開していた
小型の筐体が人気のOptiPlex 7040 Micro
一体型のOptiPlex 7440 AIO
Vostro 14 3000シリーズ
27型ディスプレイのU2717Dも展示
デルの2.1chスピーカーシステム「AE415」とセットした提案も
デルブランドのUSBヘッドセット「AE2」も体験できる
モバイル利用に最適な電源コンパニオン「PW7015L」などのアクセサリも展示
プレゼントがもらえるアンケートはリモートワークに関するものが中心
デル製品のユーザーにはアクセサリが当たる抽選を特別に用意している
抽選方法は意外にもアナログな感じだった