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WD Blue/GreenブランドのSSDが国内発売
~サクッとベンチも取ってみた
2016年10月24日 16:18
ウエスタンデジタルジャパン株式会社は、「WD Blue」および「WD Green」ブランドSSDの国内販売を発表した。
既報の通り、WD Blue/GreenブランドのSSDは、米Western Digitalが10月11日(現地時間)に発表しており、国内での発表は今回が初となる。WD Blue SSDは10月下旬に、WD Green SSDは11月下旬より販売され、価格はオープンプライス。
WD Blue/Greenは同社がHDDでも展開しているブランドだが、SSDもその製品群に加わることになる。フォームファクタはM.2 2280と2.5インチの2種類を用意。両方ともインターフェイスはSATA 6Gbpsが使われる。容量はWD Blue SSDが1TB/500GB/250GB、WD Green SSDは240GB/120GBをラインナップする。
WD Blue SSDは性能を重視するユーザーに向けた製品となり、最大400TBの総書き込みに耐える耐久性を備える。一方のWD Green SSDはエントリー向けで、高性能を要求しない日々の作業に適した製品となっている。
主な仕様と価格は下表の通り。なお、WD Blueの価格はアマゾンジャパンでの販売価格を掲載している。
【表1】WD Blue SSDのスペック | |||
---|---|---|---|
1TB | 500GB | 250GB | |
シーケンシャルリード | 545MB/s | 540MB/s | |
シーケンシャルライト | 525MB/s | 500MB/s | |
ランダムリード | 100,000IOPS | 97,000IOPS | |
ランダムライト | 80,000IOPS | 79,000IOPS | |
TBW(総書き込み容量) | 400TB | 200TB | 100TB |
MTTF(平均故障間隔) | 175万時間 | ||
アマゾン価格(M.2/2.5インチ) | 33,980/32,980円 | 17,980/16,980円 | 10,580/8,980円 |
【表2】WD Green SSDのスペック | ||
---|---|---|
240GB | 120GB | |
シーケンシャルリード | 540MB/s | |
シーケンシャルライト | 465MB/s | 430MB/s |
ランダムリード | 37,000IOPS | 37,000IOPS |
ランダムライト | 68,000IOPS | 63,000IOPS |
TBW(総書き込み容量) | 80TB | 40TB |
MTTF(平均故障間隔) | 175万時間 | |
価格 | 未定 |
PC Watchでは先にWD Blue SSDのM.2 500GBと、SATAの1TB/500GB品を試用する機会を得たので、以下にベンチマークを掲載している。
いずれのモデルもインターフェイスはSATAのため、ほとんど変わらない結果となっている。