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バッファロー、4x4アンテナを内蔵したコンパクトな無線LANルーター

WSR-2533DHP(シャンパンゴールド)

 株式会社バッファローは、4x4アンテナを内蔵したコンパクトな無線LANルーター「WSR-2533DHP」シリーズを10月下旬より順次発売する。税別価格は16,500円。

 同社はこれまでも4x4アンテナを搭載したハイエンド機種「WXR-2533DHP2」を投入してきたが、アンテナが外付けで筐体も大型だった。一方本機はアンテナを内蔵し、本体サイズが36.5×160×160mm(幅×奥行き×高さ)と一般的なルーターの大きさとなった。

 また、本体色はラメ入りブラック塗装の「クールブラック」に加え、無線LANルーターとしては国内初という「シャンパンゴールド」を用意。クールブラックの“BUFFALO”ロゴは金色、シャンパンゴールドの同ロゴはシルバーになっているなど、細部のデザインもこだわっている。発売はクールブラックが10月下旬で、シャンパンゴールドは11月上旬。

 細かい点としては、付属するスタンドの底面に初期設定などが書かれたカードを収納できるスペースが用意されている。

 機能面では、iPhone 7/6sシリーズの通信を安定/高速化する「ビームフォーミング」、およびiPhone 5/5s/5cなどの通信を安定/高速化する「ビームフォーミングEX」に対応。本体前面のAOSS/WPSボタンを1回押すだけで、WPS対応であれば他社製の既存ルーターからの設定を引き継げる「AirStation引越し機能」も搭載する。

 さらに、来客へのインターネットアクセスを一時的に許可する「ゲストポート機能」、子供のインターネット利用時間帯を制限できる「アクセス制限機能」、有害サイトへの接続をブロックする「i-フィルター for BUFFALO」(60日間無料試用可、以降は有償)などが利用可能。

 このほか、PCを使わずスマートフォンで初期設定が可能なアプリ「StationRadar」や、添付カードに記載のQRコードをスマートフォンやタブレットで読み取るだけで設定が完了する「QRsetup」などをサポートする。

 主な仕様は、無線規格がIEEE 802.11a/b/g/n/acで、最大通信速度が1,733Mbps、暗号化がWPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIP/AES mixed)、WEP(128/64bit)。有線はLANとWANがともにGigabit Ethernetで、前者は4ポート、後者は1ポートを備える。重量は約400g。

WSR-2533DHP(クールブラック)