ブラザー、小型化と高速化を両立させたA4カラーレーザープリンタ

　ブラザー工業株式会社は、従来機から薄型化しながら、印刷速度を向上させたA4カラーレーザープリンタ「HL-3170CDW」を6月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後。

　2009年に発売された「HL-3040CN」から10mm薄型化、1.8kg軽量化しつつ、印刷速度を16枚/分(カラー/モノクロとも)から22枚/分(同)へと向上。また、新たに両面印刷に対応し、インターフェイスについても、新たにIEEE 802.11b/g/nの無線LANを搭載するなど、機能を底上げした。消費電力についても、全般的に引き下げているが、特にスリープ時について、従来機の約8Wから約0.6Wへ大幅に削減した。

　主な仕様は、解像度が600×2,400dpi相当、両面印刷速度7ppm、ウォームアップタイム26秒以下、ファーストプリント時間は16秒以下、給紙枚数は標準トレイ250枚+手差しトレイ1枚(増設不可)、対応用紙はA4/レター/B5/A5/B6/A6/ハガキ、CPUはルネサスSS1100(333MHz)、メモリは128MBを搭載。消費電力は印刷時435W、ピーク時700W

　インターフェイスは、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7/8、Windows Server 2003/2008/2008 R2/2012、Mac OS X 10.6.8以降。また、iPrint&ScanおよびAirPrintに対応し、モバイル端末からも印刷できる。本体サイズは410×465×240mm(幅×奥行き×高さ)、重量は17.7kg。