2013年7月に発表した同社2014年度の事業方針では、「デバイス&サービスカンパニーへの変革を目指す」ことを宣言し、「これまでのソフトウェアカンパニーから、デバイスとサービスにも事業領域を拡大。ここに社運をかける」と述べた。また、5人体制でクラウド事業推進室を設置。さらに、クラウドのサービス品質の向上に向けて、米本社に日本人技術者を常駐させることで、日本品質を追求することを示した。一方、日本マイクロソフトの社長として就任5年を経過。「最初の3年間は、強い企業、日本市場でのあるべき姿、健全な企業を目指した土台作りの期間であり、続く2年間は真に日本で信頼される企業になるための本格始動の期間だった」と振り返り、「日本の社会に、さらに根づいた企業を目指す」と語った