ニュース

ChatGPTが「使用量リセット権」を配布、Codex 2,000万人突破記念

筆者のCodexにも「完全リセット」(使用量リセット権)が追加された

 週間の利用枠が残り0%でも、もう慌てなくていい。OpenAIは8月21日(日本時間)、AIコーディング支援「Codex」と業務向け「ChatGPT Work」の全有料ユーザーに、好きなタイミングで使えるChatGPTの使用量リセット権を配布すると発表した。同社のThibault Sottiaux(ティボー・ソティオ)氏がXへの投稿で明らかにした。

 これまで頻繁に実施されてきたChatGPTのリセットは、告知と同時期に枠が回復する方式で、枠に余裕があったり寝ている間に実施されると恩恵を受けにくかった。今回は使用量リセット権1回分が追加されるので、枠を使い切ったあとに自分の判断で実行できる。筆者の環境でも有効期限9月21日の「完全リセット」(使用量リセット権)がすでに追加されていた。

 使用量リセット権配布のきっかけは、Codexのアクティブユーザーが今週2,000万人に到達したことだという。Sottiaux氏は8月22日8時40分の投稿で、同日正午(米国太平洋時間の8月21日20時)までに全有料ユーザーへ行き渡るとしている。

 もっとも、利用枠の消費が以前より速いという声も出ている。Sottiaux氏は異常は確認していないとしつつ調査中だと説明し、前日にはサブスクリプションをAPIに変換して再提供するsub2apiの利用が不正防止の仕組みに検知されると述べた。公式クライアントやSign in With ChatGPTに対応するOSSクライアント経由の利用は問題ないという。

 ただし、自分が実際に何トークン消費したのかを確かめる手段は、いまのユーザーには用意されていない。透明性を掲げるのであればまずそこだ、という指摘も上がっている。調査の結果がいつ、どの形で示されるのかは明らかになっていない。