ニュース
どこでもデュアルモニター環境を作れる14型OLEDの2画面ノート「Zenbook Duo」
2024年1月10日 03:00
ASUSは、14型有機ELディスプレイを2枚搭載したデュアルスクリーンノート「Zenbook Duo(2024)」をはじめとした、Zenbookシリーズの新製品を発表した。
Zenbook Duo(2024)は、3K/120Hz表示対応の14型16:10有機EL(OLED)ディスプレイを2枚搭載したデュアルスクリーンノートPC。180度開くヒンジや着脱式キーボード、一体型キックスタンドを備えており、独自のASUS ScreenXpertソフトウェアと組み合わせて、ラップトップ、デュアルスクリーン、デスクトップ、シェアリングモードなど、さまざまな形態で使えるのが特徴となっている。ASUS Pen 2.0によるペン入力もサポートする。
仕様としては、最大でCPUにCore Ultra 9、メモリに32GB LPDDR5X、ストレージに2TBのPCIe 4.0対応SSDを搭載。CPUにはNPUも内蔵しており、AIアクセラレーションも利用できる。また、75Whのバッテリ、Harman Kardon認証のDolby Atmosオーディオシステムも備える。
インターフェイスには、Thunderbolt 4×2、USB 3.0、HDMI 2.1などを装備。さらに、MIL-STD-810H準拠のテストをクリアした耐久性も特徴で、再生素材の採用により、サステナビリティにも配慮したとする。
Zenbook 14 OLED/13 S OLEDも新型が登場
そのほかZenbookシリーズからは、「Zenbook 14 OLED(UM3406HA、UX3405MA)」、「Zenbook 13 S OLED(UX5304MA)」も発表された。
Zenbook 14 OLED(UM3406HA、UX3405MA)
Zenbook 14 OLEDについては、UM3406HAが最大Ryzen 8040シリーズを搭載するAMDモデル、UX3405MAが最大Core Ultra 9を搭載するIntelモデルとなる。今回新たに発表されたのはAMDモデルで、Intelモデルについては2023年12月に先行で発表されている。既報もあわせてご覧いただきたい。
どちらも3K/120Hz表示対応の14型有機ELディスプレイを搭載。筐体は厚さが14.9mm、重量が1.2kgと持ち運びしやすく、容量75Whのバッテリにより長時間駆動を実現したとする。
AMDモデルでは、最大で16GBメモリ、1TB SSDを搭載。一方のIntelモデルでは、最大で32GBメモリ、1TB SSDを搭載する。どちらも最新世代のCPUとなったことで、通常の処理性能だけでなく、AI性能が向上している。
Zenbook 13 S OLED(UX5304MA)
Zenbook 13 S OLED(UX5304MA)は、従来モデルからCPUをCore Ultra 7へと変更したリフレッシュモデル。処理性能が向上やNPUによるAIアクセラレーションも利用可能となった。ディスプレイには3K有機ELパネルを備え、薄型軽量デザインも引き続き採用している。