PCI Express 7.0の初期ドラフトがメンバー向けに公開

　PCI-SIGは、PCI Express 7.0仕様のVersion 0.3をメンバー向けに公開したと発表した。同仕様の最初のレビュードラフトが完了し、ワークグループからの認証が得られたかたち。2025年のリリースに向けて、計画通りに仕様策定が進んでいるとしている。

　PCI Express 7.0では、128GT/sのデータレートによる16レーンで最大512GB/sの双方向通信、PAM4シグナリングの活用、電力効率の向上、前世代すべてのPCI Express規格との後方互換性維持などの実現を目指しており、AIやクラウド、量子コンピューティングといった新技術のほか、ハイパースケールデータセンターやHPCなどでの活用を見込んでいる。