Windows 10で印刷時にエラーが出る問題が一部バージョンで修正

　Microsoftは16日(現地時間)、Windows 10で正常にプリントができない問題を修正する内容を含んだ累積アップデートの配布を開始した。

　この不具合は特定のプリンタにおいて、プリント時にスプーラーがエラーを出すか、予期せず終了してしまい出力ができないというもので、PDF出力する場合のソフトウェアベースのプリンタでも問題が発生していた。

　今回、Windows 10のバージョン1903(May 2019 Update)、1809(October 2018 Update)、1803(April Update 2018)向けにそれぞれアップデートを配布。ただ、影響のあるOSはWindows 8.1やWindows 10のほかバージョンも含まれているようで、とくに現時点では最新の2004(May 2020 Update)のパッチではこの修正が行なわれていないようだ。

　なお、プリンタの不具合については先日別の問題も発生している(Windows 10 1903以降で再起動後にUSBプリンタが使えなくなる不具合参照)。