TSMC、米国に5nm半導体工場。2024年稼働

　Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)は15日(台湾時間)、米国アリゾナ州に新たな半導体製造工場を設ける計画を発表した。

　5nm技術による半導体ウェハを製造し、月産20,000枚の生産能力を有する。2021年から建設開始し、2024年の稼働を目指す。この計画に対して、2012年から2029年にかけて約120億ドルの資本支出が行なわれる。

　TSMCは米国においてワシントン州キャマスに製造工場を、テキサス州オースティンとカリフォルニア州サンノゼにデザインセンターを有しており、米国では今回で2つ目の製造工場になる。