ローカル機械学習でマルウェア検出時間を短縮したセキュリティソフト「ESET Internet Security V13.0」

マルウェア対策の流れ

　キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、ESET製セキュリティソフトウェア個人向け製品の新バージョン「ESET Internet Security V13.0」の提供を6日より開始する。

　新バージョンでは、新たに高度な機械学習機能を追加。従来ESET社のクラウド環境でおこなっていた機械学習による解析をローカル環境で実施することで、疑わしいサンプルをマルウェアかどうか迅速に判定可能となった。

　ネットワークに接続していない環境でも動作するため、未知のマルウェアの検出率を一定に保てるほか、クラウド環境での解析に比べて判定時間が大幅に短縮されるため、未知の脅威やゼロデイ攻撃から速やかに防御できるとしている。

　V11.0から搭載されていたホームネットワーク保護機能も強化され、ホームネットワーク上のデバイスの検出精度を向上。機能を起動するとホームネットワークに接続中のデバイスが一覧で表示されるため、不明なデバイスが勝手に接続されていないかが確認でき、脅威に対し素早く対策できるとする。

　また検出されたPCやタブレット、ルーターやスイッチなどのネットワークデバイスに対して、どのようなセキュリティ対策をすればよいか推奨事項も表示され、被害を未然に防ぐことに役立つとしている。

　製品ラインナップと価格は以下のとおり。