Lenovo、GeForce MX250や48GBメモリを搭載できる「ThinkPad T490」など

ThinkPad X390 Yoga

　Lenovoは、MWC 2019に合わせて、ビジネス向けモバイルノート「ThinkPad T」シリーズおよび「ThinkPad X」シリーズを刷新した。

ThinkPad T490

　ThinkPad T490は14型ディスプレイを搭載しながら最軽量時で1.46kgを実現したノートPC。発売は3月で、税別価格は969ユーロから。

　オプションでディスクリートGPUとしてGeForce MX250を選択可能なほか、メモリも最大48GBを搭載可能となっている。

　ディスプレイは、輝度500cd/平方m+Dolby Visionに対応したWQHD IPS液晶を選択できるほか、輝度250cd/平方mのフルHD IPS、輝度300cd/平方mのタッチ対応フルHD IPS、輝度400cd/平方mのPrivacyGuard対応フルHD IPS、輝度400cd/平方mの低消費電力フルHD IPSの5種類から選べる。

　そのほかのおもな仕様は、CPUに第8世代Coreプロセッサ、最大1TBまでのPCIe SSD、OSにWindows 10 Proなどを搭載する。

　インターフェイスは、Thunderbolt 3、USB 3.0×2、USB Type-C、HDMI 1.4、microSDカードリーダ、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、NFC、HD対応Webカメラ、音声入出力などを搭載する。オプションでWindows Hello対応IRカメラやLTEモジュールも搭載できる。

　バッテリは50Whで、駆動時間は最大16.1時間。本体サイズは329×227×17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.46kgから。

ThinkPad T490s

　ThinkPad T490sはT490の軽量版にあたり、最大メモリ容量は最大32GBに制限されるほか、ディスクリートGPUが選択できない。その代り、重量は1.27kg、バッテリ駆動時間は最大20時間となる。発売は4月で、税別価格は1,099ユーロから。

　ただしT470とは異なり、IntelのWiFi6モジュール(IEEE 802.11ax)+Bluetooth 5.1が選択可能。本体サイズは搭載する液晶や本体色によって異なる。

ThinkPad T590

　ThinkPad T590は15型液晶ディスプレイ搭載モデル。それ以外の仕様はThinkPad T490とほぼ共通。ディスプレイは輝度250cd/平方mのフルHD IPS、輝度250cd/平方mのタッチ対応フルHD、および輝度500cd/平方m+Dolby Vision対応4K IPS。発売は3月で、税別価格は949ユーロから。

　バッテリは57Whで、駆動時間は最大15時間。本体サイズは365.8×248×19.1mm(同)、重量は1.75kg。

ThinkPad X390

　ThinkPad X390は13.3型液晶搭載モデル。液晶は輝度250cd/平方mのHD TN、輝度300cd/平方mのフルHD IPS、輝度400cd/平方mのPrivacyGuard対応フルHD IPS。メモリは最大32GBで、インターフェイスはThinkPad T490sとほぼ共通。発売は4月で、税別価格は999ユーロから。

　バッテリは48Whで、駆動時間は最大17.6時間。本体サイズは311.9×217×16.5mm(同)、重量は1.22kgから。

ThinkPad X390 Yoga

　ThinkPad X390は13.3型液晶を搭載し、液晶が360度回転する2in1。発売は5月で、税別価格は1,149ユーロから。液晶は輝度300cd/平方mのタッチ対応フルHD。メモリは最大16GBで、インターフェイスはThinkPad T490sとほぼ共通。

　バッテリは50Whで、駆動時間は最大14.5時間。本体サイズは310.4×219×15.95mm(同)、重量は1.32kgから。