Windows 10プレビュー、検索ボックスとCortanaを分離

検索バーとCortanaを分離

　米Microsoftは1月16日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 18317()19H1」をFast ringで公開した。

　今回のアップデートでは、これまでタスクバー上で双方が一体化していた検索ボックスとCortanaを分離するように変更。一部ユーザーには数週間前から適用されていたが、このたび本採用された。Cortanaアイコンをクリックすれば、すぐに音声アシスタントが利用できるようになっている。

　また、「設定→個人用設定→フォント」のページにおいて、エクスプローラーからフォントファイルをドラッグ&ドロップで追加できる枠を用意。標準ではフォントはインストールを行なったユーザーのみが利用でき、全ユーザーで使えるようにするには、エクスプローラーからフォントを右クリックし、コンテキストメニューから全ユーザー向けにインストールを行なう必要がある。

　「設定→更新とセキュリティ→Windows Insider Program」のページの使い勝手を高めるために改良を進めており、最終的にはInsider Programのサインアップと新しいビルドの設定を、より簡単にわかりやすくするために、余分な部分の削除などを行なっていく予定。

　このほか、Windows 10のスタートの信頼性向上のために、ShellExperienceHost.exeから、StartMenuExperienceHost.exeという独立したプロセスへの動作変更や、Windowsコンソールのバグフィックスおよび改良が行なわれている。