Intel、最大18コアのネットワークエッジ向けSoC「Xeon D-2100」

　Intelは7日(米国時間)、Skylakeアーキテクチャをベースとした低消費電力のネットワークエッジ向けCPU「Xeon D-2100」シリーズを発表した。

　2015年に発売したSoC型Xeon Dの後継となるモデル。コンピューティング需要が拡大しているネットワークエッジデバイスの搭載に好適としている。最大で18コアのSkylakeアーキテクチャのCPUを内蔵し、SpectreおよびMeltdown脆弱性の緩和対策も盛り込まれている。一部モデルでは、最大100Gbpsの暗号化処理が行なえるQuickAssist技術に対応する。

　いずれも14nmで製造されており、最大で512GBのDDR4-2133メモリをサポート。AVX-512命令、Intel AES-NI、Intel VT、RAS技術、ECCメモリのサポートも謳われている。ターボ・ブースト時のクロックはいずれのモデルも3GHzで、パッケージはFCBGA2518。

　SKUは下表のとおり。なお、製品情報およびIntel ARKには掲載されていないが、製品パンフレットで18コアの「D-2191」が確認できる。ほかの製品は4ポートの10Gigabit Ethernet機能を内包するが、D-2191のみ非搭載となっている。