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【TGS 2017】デル、ALIENWAREで18コアCPU搭載PCを投入
～Windows MRヘッドセットも国内発売
2017年9月22日 14:15
デル株式会社は、幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2017」にて、ゲーミングPCや周辺機器を発表した。TGS 2017は21～22日は業界関係者やメディア向けのビジネスデイとなっており、一般向けは23～24日から。
ALIENWAREブランドからは、最上位ゲーミングデスクトップPC「Area-51」に、18コア/36スレッド動作のハイエンドCPU「Core i9-7980XE」搭載モデルの投入が発表された。9月29日発売予定で、価格は未定。
登壇したインテル株式会社執行役員クライアントコンピューティング事業部営業本部長の大塚桂一氏は、18コアというパワフルなプロセッサで、4Kだけでなく8Kなどの高精細なコンテンツにも対応できるとアピールした。
同ブランドからは34型湾曲ゲーミング液晶ディスプレイ「AW3418DW」、「AW3418HW」の2製品も発売される。DWが10月4日発売予定で税別159,980円から、HWが11月下旬発売予定で価格は未定。
ともに狭ベゼルのウルトラワイドの曲面ディスプレイだが、解像度とリフレッシュレート、曲率半径が異なる。
DWでは3,440×1,440ドットのIPSパネルを採用し、リフレッシュレート120Hz、4msの応答速度を実現。曲率半径は1,900Rとなっている。
HWは2,560×1,080ドットのパネルを採用し、リフレッシュレート160Hz、応答速度4msにより滑らかで応答性に優れたゲームプレイを実現するとしている。曲率半径は3,800R。
ともにG-Syncをサポートするほか、150タイトル以上が対応するAlienFXライティングに対応する。
Inspironゲーミングブランドからは、15.6型ゲーミングノートPC「New Inspiron 15 7000」が発売される。税別直販価格は144,980円から。
NVIDIAの「Max-Q」デザインを採用することで、放熱と静粛性を維持しながら第7世代Core i7とGeForce GTX 1060を搭載。
Windows MR Ultraの動作要件を満たしており、後述のDell Visor向けに最適化されているという。
参考までに最上位構成のおもな仕様は、15.6型1,920×1,080ドットIPS液晶ディスプレイ、Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060、DDR4-2400 16GB、256GB SSD+1TB HDD、Windows 10 Homeを搭載。
インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2など。
バッテリ駆動時間は約8時間。1時間で80%まで充電できる急速充電機能もサポートする。
サイズは389×274.7×24.95mm(同)、重量は約2.65kgから。
なお、同社では東京ゲームショウ開催を記念し、ALIENEARE製品やInspironゲーミングPC、ゲーミングディスプレイなどの大幅割引セールも実施中。公式直販サイトでは25日までの期間限定となっている。
Windows Mixed Realityヘッドセット「Dell Visor」も発表。これはIFA2017にて展示も行なわれていた製品。片眼1,440×1,440ドットの液晶ディスプレイを備え、視野角は110度。外部センサーなしで内蔵のインサイドアウトカメラでトラッキングを行なえるが、動作にはPCが必要。
本体サイズは170.5×270×130.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は590g。インターフェイスにHDMI 2.0とUSB 3.0、ステレオミニジャックを備える。
価格は未定で、製品はコントローラとバンドル販売され、10月中旬より量販店での先行予約受付、11月上旬よりDell直販サイトで受注を開始。11月下旬の出荷を目指す。
