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WIN 5と同じ心臓で、キーボードが戻ってきた。「GPD WIN Max 3」を試す
2026年10月6日 06:07
UMPCにキーボードを残す伝統はきっちり守られた。それが、GPD Technologyの「GPD WIN Max 3」だ。9.06型有機ELとフルサイズキーボード、そしてXbox配列のゲームコントローラをクラムシェルに詰め込んだ製品である。
GPDの主力モデル「WIN」シリーズを含め、UMPCの多くがゲーム専用のスレート型に移り、キーボード付きのクラムシェルが少なくなる中、WIN Max 3は貴重な1台となっている。今回はメモリ64GB/SSD 2TBモデル(39万8,000円)を試用する機会を得たので、その実力を検証していきたい。
ちなみにそのほかのモデルの国内価格は、Ryzen AI Max+ 388/メモリ32GB/SSD 1TBモデルが30万8,000円、Ryzen AI Max+ 395/メモリ128GB/2TB SSDモデルが69万8,000円だ。
WIN 5が捨てたキーボードを、WIN Max 3は拾い直した
GPDのポータブルゲーミングPCは、大きく2種類ある。1つ目は7型以下の液晶で携帯性重視の「WIN」シリーズ、もう1つがそれより一回り大きい液晶を備えた「WIN Max」シリーズだ。
WINシリーズは当初クラムシェルとして誕生したが、Tiger Lakeを搭載した「WIN3」からスレート型+スライド式キーボードをつけた方式に変更。電源をつけてすぐにゲームの世界に没入できることをうたってきた。一方、後者は「これ1台で仕事もゲームもできる」という欲張りな要求に応えてきた。
役割分担がはっきりしたのが、直前に登場した「GPD WIN 5」である。WIN 5はRyzen AI Max+というUMPCとして前代未聞の超高性能プロセッサを積む代わりに、それまでのWINシリーズが持っていた物理キーボードを捨てた。ゲーム性能のために、操作系を割り切った完全なゲーム機へ転換した。
一方、今回のWIN Max 3は、WIN 5と同じRyzen AI Max+を搭載しながら、前身の「GPD WIN Max 2」が備えていた特徴をそのまま受け継いだ。つまり、キーボードとMicrosoft Precision対応タッチパッドをきっちり載せた。「これ1台で仕事もゲームも」というWIN Maxシリーズ当初のアイデンティティを守った。
しかも、本体サイズは207×147×34mmと、WIN Max 2のフットプリントから小型化。バッテリを外した状態では、実に初代WIN Maxに匹敵する驚異の小ささを実現した。
初代WIN Maxに搭載されていたプロセッサはIce Lake世代のCore i5-1035G7で、TDP上限は25Wだ。それに対して今回搭載されるRyzen AI Max+は、標準設定で60W、最大で80W、手動で110Wまで引き上げられる。何をどうやったらこの電力のCPUをこのフットプリントに凝縮できたのか不思議だが、それは後ほど検証することにしよう。
デザインの方向性としては、同じく巨大2画面クラムシェル機である「GPD Duo」に近い。バッテリにGPD Duoの天板と同じ横ストライプのエンボス加工が施されているほか、本体色、角の落とし方、ヒンジまわりの処理に共通する意匠が見て取れる。
ゲーム機的な派手さを狙わず、ビジネスでも使えるモバイルノートPCの顔をしているのがWIN Maxシリーズの流儀であり、WIN Max 3もそこは踏襲した。
Ryzen AI Max+ 388はCPUコア半減もゲーム性能はほぼ維持
今回入手した試用機が搭載するRyzen AI Max+ 388は、Ryzen AI Max+ 395の下位に位置付けられるプロセッサだ。CPUアーキテクチャはZen 5で、8コア/16スレッド、動作クロックは3.6GHzから最大5GHz、キャッシュ容量は40.6MB。16コア/32スレッドの395と比べると、CPUのコア数はちょうど半分になる。CPU性能では395のざっくり半分程度しかない。
しかし内蔵GPUであるRadeon 8060Sは、40基のコンピュートユニットを持つフルスペック版で、上位の395とまったく同じ。ゲームにおいてはほとんどの場合8コアもあれば十分動くため、395と同等のゲーム性能は実現できるだろう。なお、NPUの性能は50TOPSで395と変わらない。
メモリはLPDDR5X-8000で、クアッドチャネル動作によりピーク帯域幅は256GB/sに達する。試用機は64GBを搭載しており、GPUへのメモリ割り当てを大きく取れば、ローカルLLMの実行環境としても現実的だ。ストレージはM.2 2280(PCIe 4.0 x4)に加え、ユーザーが増設できるM.2 2230(PCIe 4.0 x2)スロットを備える。
電池を取るかファンを取るか。着脱モジュールという二択
WIN Max 3の設計で一番驚かされたのは、本体手前にマグネットによりワンタッチで装着できるモジュールの仕組みだ。具体的には、容量97Whのバッテリモジュールと、冷却ファンモジュールの2種類が用意されている。
バッテリモジュールを装着すればサイズは207×180×34mmとなり、重量は公称1,220g(実測1,215g)になる。ノートPCとしては重いが、Ryzen AI Max+を搭載していることを考えれば重量は抑えられており、フットプリントが小さいことも相まって、手にした際には意外に軽く感じられる。外出先で使う際は、基本的にこの形態になるだろう。
一方、自宅の机の上やソファなど、常に電源が取れる場所で使う際は、バッテリを外し、化粧カバーを取り付けて軽量化できる。ACアダプタから直接給電するバイパス給電に対応しているため、バッテリを外したまま運用しても問題はない。この際の重量は公称値で815g(実測は848g)。さすがに長時間立ったままの操作はつらいが、座ってリラックスしている姿勢ではさほど気にならない。
この状態で持った感触は初代GPD WIN Maxそのもので、画面だけが大きくなった印象。筆者は、GPD WIN MaxだけでファイナルファンタジーXIVのメインストーリーの最初から黄金のレガシーの最後までをプレイできたので、少なくともこのスタイルはカジュアルゲームにおいて十分な操作性が確保されていると思う。
さらに、別売りの冷却ファンモジュール(8,800円)に付け替えることが可能になっているのも特徴。この状態では本体が985gだが、最大TDP 110Wの持続動作が可能になるとうたっている。電力が上がればよりCPU性能を引き出せるのだが、これはWIN Max 3でAIを走らせたいエンスージアスト向けの装備だろう。
ちなみにバッテリを外して軽量化するという発想自体は、WIN 5の分離式バッテリと同じだが、WIN Max 3はそこに「外した場所へ冷却機構を挿す」という選択肢を加えたわけだ。とはいえ、(現時点では)WIN 5のように、ケーブルでバッテリを少し離れた場所に置くことはできないのだが……。
なお、外出先で長時間遊びたいなら、追加のバッテリモジュール(1万5,000円)を買うこともできる。また、バッテリがヘタってきたら買い替えられる、というメリットもある。爪ではなくマグネットによる着脱ということで、不用意に外れてしまう心配はあると思うが、かなり強い力で吸着しており、それなりに力を入れないと外れなかった。落としたりでもしない限り、外れることはないだろう。
本体への給電はDC入力(180WのACアダプタが付属)で行なえるほか、USB4経由でも最大100Wで給電可能。充電上限を80%などに設定してバッテリの劣化を抑える機能も用意されている。
キーボードとコントローラを1台に押し込む
入力デバイス回りは、WIN 5から一切後退していない。ジョイスティックは静電容量式で、8,000Hzのサンプリングレート、2,000Hzのポーリングレート、4,000レベルの分解能、±0.09度の角度オフセット精度をうたう。物理接点を持たないため、経年でドリフトが発生する心配もない。
LT/RTトリガーはリニア磁気エフェクト式で、256段階/0.1mm単位の入力を0.1ms以下の遅延で拾う。6軸ジャイロと背面プログラマブルボタン2基も備える。加えて、ジョイスティックには磁石で固定するカバーが付属しており、これを被せると、ただのビジネス向けのミニノートのように見える。「仕事もゲームも」を掲げるWIN Maxシリーズらしい配慮だ。
そして、このカバーがまた面白い。使わないときは、バッテリモジュールや冷却ファンモジュールの中に差し込んで収納できるようになっているのだ。モジュール側には、カバーを挿入するためのスリットがある(これも磁力で固定)。ちなみに、入手したときは逆方向から装着されていたが、この方式ならバッグの中で不用意に抜けてしまうことを防ぐこともできる。
カバーを出し入れするためのスリットや凹みの形も、どこかFDDを思わせる。付属品の置き場所に困らせないという実利的な設計なのだが、レトロな雰囲気を漂わせているのがまたなんともマニアの心をくすぐる。
キーボードはフルサイズのアイソレーションタイプで、3段階のバックライトを内蔵する。10型クラスの筐体としてはキーピッチに無理がなく、長文入力もこなせる。タッチパッドはMicrosoft Precision対応で、複数本の指によるジェスチャー操作も可能だ。
ディスプレイは9.06型の有機ELで、解像度は2,400×1,504ドット、画素密度は313ppi。リフレッシュレートは最大165Hz、輝度は650cd/平方m、HBM時のピークで1,050cd/平方m。色域はDCI-P3 105%で、10bit表示、HDR10、コントラスト比100万:1、工場出荷時のDelta E 1未満。10点マルチタッチとアクティブスタイラスにも対応し、表面にはGorilla Glass 6も装備。スペック上、ゲーマー向けとしてもクリエイター向けとしてもトップクラスだ。
ただ、実際に使っていて1つだけ気になった点がある。パネルの四隅が丸められているため、Windowsのウィンドウを最大化した際に、左上にあるウィンドウアイコンや右上にある閉じるボタン、タスクバーなどが欠けて見えてしまうのだ。ゲームでは気にならないし、クリック自体はできるので実害はないが、「仕事にも使える」ことを掲げる製品だけに、デスクトップ作業では思いのほか目につく。
USB4とmicroSD Expressを備えるインターフェイス
インターフェイスは、USB4(DisplayPort 2.1対応)、USB 3.2 Gen 2 Type-C(DisplayPort 2.1対応)、USB 3.2 Gen 1 2基、HDMI 2.1、3.5mmオーディオジャック、DC入力、そしてmicroSD Expressスロットという構成だ。USB4経由でGPDの外付けGPUボックス「G2」を接続すれば、自宅ではデスクトップ級のGPU性能を引き出せる。
このほか、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3などを搭載。電源ボタンには指紋センサーが統合され、500万画素の超広角カメラとマイク、DTS:X Ultra対応のスピーカーを搭載する。
と、さらっと説明で流してしまいそうだが、注目は、WIN 5にあったMini SSDスロットがなく、代わりにmicroSD Expressが搭載された点だろう。Mini SSDはGPDがBIWINと共同で開発したという小型高速なリムーバブルストレージ。フットプリントは17×15mmでmicroSDカードより一回り大きいが、シーケンシャルリード1,600MB/sを実現するため、microSDカードより高速にゲームをロードできるのが特徴だった。
しかし、Mini SSDスロットはmicroSDカードと物理的な互換性がないため、別途スロットを用意しなければならない問題があった。加えて、カード自体が事実上BIWINからしかリリースされておらず、エコシステムとしての完成度が低いのも課題だった。
今回搭載されたmicroSD Expressは、「Nintendo Switch 2」と同じ業界標準の規格で、microSDと物理的な互換性があり、カードをリリースしているメーカーも複数ある。理論リード速度は985MB/sとMini SSDより遅いが、microSDカードよりは高速だ。最終的に、入手のしやすさとのバランスを考慮して選択したのだと思われる。
WIN Max 3は80Wと40Wでほぼ同スコア、20Wはバッテリ駆動向けの設定
それではベンチマークを見ていこう。テスト項目は「PCMark 10」「3DMark」「Cinebench 2026」「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」である。WIN Max 3については、TDPを80W/40W/20Wの3段階に設定してそれぞれ計測した。比較対象として、Ryzen AI Max+ 395を搭載する「GPD WIN 5」と、同じくRyzen AI Max+ 395搭載のミニPC「GMKtec EVO-X3」のスコアを並べている。
まずPCMark 10だが、総合スコアは80Wで10,344、40Wで10,212と、その差はわずか1%程度でしかない。一方、20Wでは8,125まで落ち込む。Digital Content Creationに至っては80Wの15,327に対して20Wは8,836と、ほぼ半減してしまう。日常作業レベルなら40Wで十分、というより40Wと80Wを分ける意味がほとんどないことが分かる。
興味深いのは、16コアのWIN 5(10,326)と8コアのWIN Max 3(10,344)がほぼ同スコアに並んでいる点だ。PCMark 10が想定するようなオフィス作業やWebブラウジングでは、コア数の差はスコアに現れにくい。
3DMarkでは、WIN Max 3の立ち位置がはっきりする。Time Spyは80Wで10,913、WIN 5の10,082を8%上回った。Fire Strikeも24,862対23,365、Steel Nomadは2,069対2,005、Port Royalは5,609対5,335、Solar Bayは49,186対45,337と、GPU負荷の高いテストではほぼ全勝である。Radeon 8060Sという同じGPUを積みながらCPUコアが半分ということは、それだけGPUに電力を回せるということでもある。クラムシェル型ゆえに冷却機構の余裕が大きいことも効いているのだろう。
逆に、CPU依存度の高い軽量テストでは差が反転する。Night Raidの総合スコアはWIN Max 3の53,856に対しWIN 5が64,466、CPUスコアに至っては13,394対17,424と大きく突き放された。Wild Lifeも58,477対63,673でWIN 5が上回る。
そして3DMarkでも、80Wと40Wの差はほぼない。Time Spyで10,913対10,841、Fire Strikeでは40Wのほうがわずかに高い24,925を記録した。一方、20Wになるとグラフィックス性能は大きく落ち、Time Spy Graphicsは11,027から3,343へと3分の1以下まで下がる。
もっとも20Wは、ACアダプタを外してバッテリ駆動時間を稼ぐための設定である。97Whのバッテリモジュールで40Wや80Wを維持しようとすればあっという間に空になるわけで、外出先で軽いゲームや作業を長く続けたいときに選ぶプリセットと考えればよい。
Cinebench 2026では、コア数の差が容赦なく出る。シングルコアは449対457とWIN 5とほぼ互角だが、マルチコアは4,003対6,512で、WIN 5の61%程度にとどまった。8コアと16コアの差がそのままスコアに反映された格好だ。動画エンコードや3Dレンダリングを日常的に回すなら、素直に395搭載モデルを選んだほうがいい。
実ゲームに近いファイナルファンタジーXIVベンチマークでは、また違った傾向が見えた。ノートPC標準品質では80Wの16,125に対しWIN 5が17,048と逆転されるが、最高品質になると11,949対11,623でWIN Max 3が上回る。負荷が上がるほどGPU性能がものを言い、軽い設定ではCPU性能が効いてくるという、3DMarkで見た構図がそのまま再現された形だ。
もう1つ、FFXIVベンチマークでは80Wと40Wの差がはっきり出た。ノートPC標準品質で16,125対13,065、最高品質で11,949対9,445と、いずれも20%前後の開きがある。合成ベンチマークでは差が出なかった40W設定も、実ゲームでは確実にフレームレートに響く。ゲームを本気で遊ぶなら、素直に80Wを選びたい。
冷却モジュールは「395モデル向け」
では冷却ファンモジュールをつけたらどうか?というところだが、試用機では効果を確認できなかった。TDPを手動で110Wまで引き上げたうえで、Cinebench 2026のマルチコアテストを最低10分間ループさせ(規定時間を過ぎたあとも、実行中のパスが完走するまで負荷は続く)、結果的に約15分間の連続負荷となった状態で、冷却ファンモジュール装着時とバッテリモジュール装着時のログを取り比べた。結果はほぼ完全に重なった。
安定後のCPU(Tctl/Tdie)温度は、ファンあり95.0℃に対しファンなし95.1℃。CPU SOCが66.2℃対67.1℃、APU GFXが66.6℃対67.6℃と、ファンを付けて下がったのは1℃程度でしかない。どちらもテスト開始から2分足らずで95℃に張り付き、そこから最後まで動かなかった。
そして肝心の消費電力も、CPUパッケージで平均73.6W対73.7W、瞬間的なピークでも78.5W対78.7Wと差がない。コアクロックの平均も4,420MHz対4,415MHzである。TDPを110Wに設定しているにもかかわらず、実際には78W前後で頭打ちになっているわけで、Ryzen AI Max+ 388は冷却がボトルネックになる前に、電力側の上限に当たってしまっている。
つまり、110Wの持続動作といううたい文句が効いてくるのは、16コアのRyzen AI Max+ 395搭載モデルであって、388モデルでは「安心材料程度」でしかないことになる。冷却モジュールは「395用の装備」と割り切り、388では素直にバッテリモジュールを付けたままにしておくほうがいい。
「両方入り」の重さを引き受けられるかどうか
WIN Max 3は、スレート型のポータブルゲーミングPCの流行に逆らう製品だ。キーボードもコントローラも、バッテリも冷却ファンも全部載せた。結果として、バッテリモジュール込みで1,220gという、ポータブルゲーミングPCとしては……どころか、近年のモバイルノートよりも重い1台となった。本体を手に持って遊ぶという用途では、WIN 5のような分離式のほうが快適だ。
だが、机の上に置いて使うなら話は変わる。フルサイズキーボードと9.06型有機ELを備えたこの筐体は、そのままモバイルノートPCとして使える。仕事を終えたら、ゲームパッドのカバーを外してゲームを始められる。このスタイルは、キーボードを捨てた製品には出せない価値だ。
また、コントローラを使う“だけ”のゲームならWIN 5で問題ないが、WASDキーを使ってこそパフォーマンスが出せるFPSゲームやアクションRPG、MOBAといった競技用タイトルにとってキーボード/マウスは必須だ。そういったタイトルの練習用にも、GPD WIN Max 3の右に出るUMPCはないだろう。
性能面では、8コアのRyzen AI Max+ 388という選択が予想以上にゲームで良い方向に働いていた。GPUがフルスペックのまま残されているおかげで、ゲーム性能はむしろ16コアのWIN 5を上回る場面が多い。マルチスレッド性能を必要としない、つまり「ゲームと日常作業」を重視するユーザーにとってはリーズナブルな選択肢になるはずだ。
一方、AIも回したいなら、395とメモリ128GBの組み合わせも悪くない。同等のスペックを持つミニPCと価格が並び、それにキーボード/ディスプレイがついて、どこにでも持ち運べて、どこでも広げられ、1台で完結できると思うとコストパフォーマンスはかなり高い。今回時間の都合によりAI回りで深くテストしていないが、期待に応えてくれるはずだ。
思えば10年前、GPD WIN初代は5万円以下で買える「オモチャ」だった。しかしGPD WIN Max 3の最上位モデルは69万8,000円と、価格は10倍以上になった。とはいえ、もはや初代モデルの性能が霞むほどに進化し、仕事にも遊びにも使える実用的なツールへと大きく生まれ変わった。
5型の小さな液晶画面でWindowsゲームが動くことに喜んでいた筆者が、いまや9型有機ELを前にして、ローカルLLMのためにVRAMを何GB割り当てようかで悩んでいる。UMPCの未来はまだ遠いところにあると思っていたが、どうやらもう到着してしまっていたらしい。















































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