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■■最新ゲーム DEMO & PATCH (7月31日)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/game/200007.htm
●ストラテジーゲーム(strategy game)
ゲームのジャンルのひとつで、戦略シミュレーションゲーム。
人や軍備、物資等の管理、配備等の指揮を執りながら、与えられた目標(戦争や国家の建設等)を達成していく思考型のゲーム。1ターンごとにプランを立てていくタイプと、リアルタイムで進行していくタイプがあり、コンピュータ上で1人で行なうものから、ネットワークを使った大規模なマルチプレーヤータイプの対戦ゲームまで、様々な形態のものがある。
【主なゲームのジャンル】
■■ビクター、93,000円のDVDオーディオ/プログレッシブ対応DVDプレーヤー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000801/victor.htm
●2-3プルダウン(2-3 pull down)
ツースリープルダウン
映画などの毎秒24コマで撮影されたフィルムソースを、60フィールド(30フレーム)のビデオ信号に変換する(※1)際のコマ変換処理方式。
フィルムは一般に毎秒24コマで撮影されるのに対し、国内で採用されているNTSC(National Television System Committee)方式のビデオは、毎秒30フレームで構成されている。1フレームはさらに、最初に走査線の奇数ライン、次に偶数ラインという2つのフィールド走査で構成されているので、毎秒60フィールドというのがビデオ信号の構成である。
2-3プルダウン方式は、両者のコマ数の違いを均すための変換方式で、1コマ目を2フィールド、2コマ目を3フィールド記録。これを繰り返して、24コマを60フィールドに展開する。
フィールド | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | …… | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 |
コマ | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 | …… | 23 | 23 | 24 | 24 | 24 |
(※1)フィルムをビデオに変換すること(あるいはそのための装置)をテレシネ(telecine)、ビデオからフィルムに変換すること(同)をキネコ(kineco~kinescope recordingの略)という。
●オーバーサンプリング(over sampling)
デジタルの記録系や再生系において、規定よりも高いサンプリング周波数で処理すること。
一般には、A/D(Analog to Digital)、D/A(Digital to Analog)変換時に用いるフィルタによる音質劣化を防ぐために用いる技法で、規定のサンプリング周波数の数倍でサンプリング(あるいはデータを補間して再サンプリング)を行なう。サンプリングされた信号の周波数スペクトラムには、本来のアナログ信号の成分のほかに、アナログ信号と同じスペクトラムを持つ高域ノイズが、サンプリング周波数の上側と下側に含まれている。この高域ノイズを、ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter~低域通過フィルタ)を使って除去するのだが、特性の急峻なフィルタを使用すると、今度はフィルタによる位相歪(高域にいくほど大きな遅延が生ずることに起因する)が増え、音質を悪化させてしまう。
オーバーサンプリング行なうと、高域ノイズはより高い帯域に移動するため、特性のなだらかなフィルタが使用できるようになる。その結果、フィルタによる音質の劣化を最小限に留めることができるのである。
一般には、倍数が上がれば上がるほど位相歪の少ないフィルタが使え、音質が改善されるのだが、デルタシグマ型のコンバータのように、それ自体が非常に高い周波数でオーバーサンプリングを行なわないと機能しないものもあるので、オーバーサンプリングの倍数だけで判断することはできない。
【参考】
□サンプリング周波数
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990318/key69.htm#sampling_rate
□デルタシグマ変調器→スーパーオーディオCDを参照
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990805/key87.htm#SACD
■■メルコ、ハードウェアMPEG-2キャプチャカード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000803/melco3.htm
●MP@ML(Main Profile@Main Level)
エムピーエムエル
MPEG-2のプロファイルの1つで、CSデジタルやDVDのビデオに応用されている最も一般的なフォーマット。
MPEG-2は、現行のテレビ品質からスタジオ品質のHDTV(High Definition Television)まで、幅広い用途に対応した規格である。応用分野が非常に広範囲に及ぶため、規格ではアプリケーションをモデル化し、7つのプロファイル(主に機能に関する区分)と4つのレベル(解像度やフレームレートの区分)によって仕様を分類。パラメータや実装機能などを定義している。
MP@MLは、現行テレビを想定した最も一般的なクラス。Main Levelで定義される画面サイズが720×576ドット、フレームレートが30fps、Main Profileで定義されるサンプルフォーマットが4:2:0(※1)でスケーラビリティは無く、ビットレートは、15Mbpsまでという仕様になっている。
プロファイル | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Simple | Main | SNR | Spatial | High | Multiview | 4:2:2 | ||
レベル | High | - | ■ | - | - | ■ | - | - |
High-1440 | - | ■ | - | ■ | ■ | - | - | |
Main | ■ | ■ | ■ | - | ■ | ■ | ■ | |
Low | - | ■ | ■ | - | - | - | - |
(※1)ビデオ信号は、輝度信号と2つの色差信号から成る。人間の視覚は、輝度に敏感で色差に鈍感であるため、色差信号のサンプルを落としてデータの削減を計っている。4×4のブロックに対し、4:4:4は全て均等に、4:2:2は色差信号を横方向に間引き2つずつ、4:2:0は、縦方向にも間引いて1つずつのサンプルをとる。
□The MPEG Home Page
http://drogo.cselt.stet.it/mpeg/
【参考】
□MPEG-2
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981015/key50.htm#MPEG_2
[Text by 鈴木直美]