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■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■
写真で見る「LOOX U」生産ライン
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LOOX Uが生産されている島根富士通 |
富士通から発売された企業向けの超小型PC「LIFEBOOK U」と、個人向けの「LOOX U」が好調な出足を見せている。当初計画を大幅に上回る受注に、生産を担当する島根富士通は、急遽増産体制を敷いて対応している。
その島根富士通のLIFEBOOK UおよびLOOX Uの生産ラインを見学する機会を得た。その様子を写真で紹介しよう。
なお、基本的には、LIFEBOOK UおよびLOOX Uの生産工程はほぼ同一のため、記事では便宜上、LOOX Uに統一した。
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LOOX Uの基板。基板も島根富士通で生産している |
基板の製造工程。生産は自動化されており、24時間稼働している。LOOX Uの基板もこのラインで作られる |
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組立ラインは大きく2つに分割される。これはベースユニット側のライン |
ベースユニットも小さいため、細かい作業が相次ぐ |
一方、こちらは液晶ユニットの生産ライン。通常のノートPCでは3人で行なう作業が6人体制となっている |
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液晶部には数多くのパーツが搭載される。しかも、部品が細かいため、ピンセットを使用。生産ラインでピンセットを使っているのは、LOOX Uのラインだけ |
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液晶の配線のほか、各種のアンテナや指紋認証ユニットなどもすべて液晶ユニット側に搭載されるため、配線が複雑 |
細かい配線には、組立のプロも苦労している |
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液晶パネルを装着する。ここでも配線に気を配りながら組み込む |
ビニールの袋で梱包されて、液晶ユニットは完成 |
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ここで、ベースユニット部と液晶ユニット部のラインが合流する。奥がベースユニットのライン。手前の箱のなかに生産されたばかりの液晶ユニットが入っている |
ベースユニットに液晶ユニットが取り付けられる |
続いてキーボードを装着する |
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なんとなくそれらしい形になってきた。ヒンジ部の複雑な構造はLOOX Uならではのもの |
背面部のカバーをつけて、いよいよ完成 |
これで組立は完成した |
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ソフトのインストールとともに、全機種でエージングを実施。この後、全国に向けた出荷が行なわれる |
□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□関連記事
【6月27日】【笠原】富士通「LOOX U」開発者インタビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0627/ubiq191.htm
【6月20日】【本田】富士通「LOOX U」開発者インタビュー
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【5月16日】富士通、重量約580gの超小型PC「LIFEBOOK U」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0516/fujitsu.htm
【2004年3月22日】【大河原】これが国内最大のPC一貫生産拠点・島根富士通だ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0322/gyokai90.htm
□バックナンバー
(2007年7月6日)
[Text by 大河原克行]
PC Watch編集部
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