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PC版Batman最新作で最低メモリ要求が6GBに到達

 ビジネスや研究向けなどを除き、パーソナルなPC用途で最も要求仕様が高いものの1つがゲームだ。

 まず最も求められるのがGPU性能。マルチプラットフォームで投入されるタイトルでも、PC版ではジオメトリがリッチだったり、最近ではマルチディスプレイや4K環境でより快適になるものもあり、最高の性能を引き出すには10万円クラスのハイエンドGPUが必要になってくる。

 併せて、テクスチャやオーディオデータなどもより高品位になっており、先頃発売された「バトルフィールド ハードライン」では、必須ストレージ空き容量が60GBにまで膨れ上がった。

 そして、このほどNVIDIAのサイト上で公開された「Batman: Arkham Knight」の最低要求仕様では、メモリ容量が4GBを超え、6GBに到達している。

 今では64bit OSは一般的になってきており、メモリ6GBを要求するのは本タイトルが初ではないのだが、一般向けのゲームが32bit環境を切り捨て始めていることに、時代の変遷を感じずにはおれない。

 ちなみに、そのほかの最低要求仕様は、OSがWindows 7 SP1以降、CPUがCore i5-750/Phenom II X4 965以降、GPUがGeForce GTX 660以降、ストレージ空き容量が45GB。推奨環境は、Core i7-3770/FX-8350以降、メモリ8GB、GeForce GTX 760以降、ストレージ空き容量55GBとなっている。

 画面写真を観ると、確かにかなり高品位なものに仕上がっている。米国での発売は6月23日だ。

(若杉 紀彦)