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「バトルフィールド」最新作の要求仕様はHDD 60GBに到達

「バトルフィールド ハードライン」

 2月4日から9日にかけてオープンベータが実施され、3月19日より国内発売となるオンラインアクションゲーム「バトルフィールド ハードライン」の要求仕様が米国時間の2日に公開された。

 推奨仕様は、OSがWindows 8 64bit、CPUがIntel 4コアかAMD 6コア、メモリが8GB、GPUがRadeon R9 290かGeForce GTX 760、ビデオメモリが3GB、HDDが60GB。

 必須仕様は、Windows Vista SP2 64bit、Intel Core i3/i5 2.4GHz以上かAthlon II/Phenom II 2.8GHz以上、メモリ4GB、Radeon HD 5770かGeForce GTX 260、HDDが60GBとなっている。

 注目したいのはHDD容量で、60GBの確保が必須となっている。もちろん、このゲームはハイエンドなデスクトップやゲーマー向けノートPCを想定しており、SSDですら1TBの容量がある昨今、60GBというのは、それらのPCユーザーからすると微々たるものかもしれない。だが、32~64GB程度のストレージを積むタブレットにとっては、インストールすら不可能なサイズが要求されるというのは、ある意味感慨深い。また、対応PCでインストールする場合も、PCパッケージ版のメディアはDVDなので10枚近くを順繰り入れていくことになる。

 もっとも、多くの熱狂的ユーザーはOriginで事前予約し、発売日までに順次バックグラウンドダウンロードが行なわれるので、たいした騒ぎではないのかもしれないが、何枚ものインストールメディアと聞いて、筆者は、FDが21枚入っていたWindows 95のパッケージを思い出してしまった。時代は繰り返すと言うことなのだろうか。

(若杉 紀彦)