やじうまPC Watch

AMD、IDF会場そばで「同社製チップ」をゲリラ配布中

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 米国ではサンフランシスコのモスコーンコンベンションセンターで9月10日からIntelの開発者会議「Intel Developer Forum 2013」(IDF 2013)が開催される。

 日本時間では11日の深夜から、基調講演が開始となるのだが、その会場そばの通りでは、AMDが道行く人に「同社製チップ」を配りまくっているらしく、AMDのTwitterアカウントがそのことをツイートしている。

 日本AMDが、古いGPUと引き替えにAPUをプレゼントしたことが記憶に新しいだけに、そのようなキャンペーンを米国でもゲリラ的に行なっているのかと思われたが、実際に配っているのは食べられる方の(ポテト)チップだった。

 キャンペーンページも用意されているのだが、要約すると「我々のことを知らない人もいるかもしれませんが、我々も別のチップ(APU)を作っているのです」とのこと。AMDがIDFに併せて、プレス向けのイベントを行なうのは、実は定番であり、業界では「IDF裏番組」とも呼ばれていのだが、IDF参加者が多く通る場所で、「我々のことを知らないかも知れませんが」というのはやや卑下しすぎな感もある。マーケティングの方針が変わったのだろうか。

 AMDでは、このゲリラキャンペーン以外にも、いくつかのイベントを催すらしく、「ネタ」以外のニュースもあるのではと思われる。

 なお、PC WatchではIDF 2013についても、連日レポートをお届けする予定。

このような缶に入ったポテトチップを道行く人に配っているらしい※AMDがTwitterに投稿した写真より

(若杉 紀彦)