【やじうまPC Watch】
「2,010人のいいね!」を目指し、冴子先生がセミナーデビュー
~70人超の参加者を前にOffice 2010の新機能をデモ

冴子先生2010

4月25日 開催



 6月17日にパッケージ版が発売されるマイクロソフトの「Office 2010」のイメージキャラクタを務める新冴子先生こと冴子先生2010が、かねてからの公約通り一般ユーザーを対象にしたセミナーで教鞭をふるった。

 今回のセミナーは一般から参加者を募っているが、実はAmazon.co.jpを通じてそのユーザーの中から、招待者が選ばれた。その時点では特別ゲストが参加することは明かされていたが、それが冴子先生だとは明かされていなかった。招待の枠はすぐに埋まり、その初回となる今回は73人が聴講した。

 内容としては、Office 2010の新機能を中心に解説するもので、まずマイクロソフトの飯島圭一氏が、PC以外にブラウザやスマートフォンにも対応した点、写真や動画を扱いやすくなった点、クラウドへ対応した点などを紹介。また、使いやすさや、性能も向上したといった点をアピールした。

セミナー会場。場所はマイクロソフトの新宿オフィスマイクロソフトの飯島圭一氏Office 2010の大きな特徴

 そしてその便利さや簡単さをよりわかりやすく説明するため、冴子先生が登場し、実機を使ったデモを行なった。ぶっちゃけてしまうと、冴子先生は、Wordこそ使ったことはあるが、詳細な知識は持ち合わせていない。そのため今回のために一夜漬けの特訓を行なったと言うが、ほとんど失敗することもなく、Excelのスパークライン、強化された貼り付け機能、PowerPoint上での写真や動画の編集と入った機能をてきぱきと操作しながら説明した。

 終わった後に聞いてみたところ、思った以上に人数が多かったことなどもあり、冴子先生は実際はかなり緊張していたそうで、一度エクスプローラーとWindows Media Playerを間違って開いた後は、アタマが真っ白になってしまったという。自己採点も40点とかなり辛めの得点をつけた。

 しかしながら、今回を皮切りとするセミナーにはもう1つ大きな使命がある。それは、イベントに参加してもらったユーザー2,010人から「Office 2010、いいね!」と言ってもらうことである。それを達成するまでは5年でも、10年でもやってもらうとマイクロソフト担当者は語っているが、今回は73人中68人が「いいね!」とアンケートに答えており、幸先の良いスタートを切ったと言えそうだ。

 東京以外の地方都市でも、5月の末頃から今回と同様のセミナーが開始される。今後、まだ追加の参加募集もあるそうなので、Office 2010について知りたい、あるいはただ冴子先生の授業を受けてみたい、という人も、冴子先生の公式ポータルサイトである「冴子ちゃんねる」に注目しよう。セミナーでは、これ以外にも同社製品の特化したコミュニティサイトMicrosoft Answersの使い方や、開発者による開発裏話などのコーナーもある。

 また、冴子先生は今後、Twitterで1日1回程度Office 2010のTipsをつぶやいていく予定だ。

冴子先生自らPCを操作してOffice 2010をデモExcelで作った表を元にスパークラインと呼ばれるセル内グラフを作成
PowerPointは写真の背景切り抜きなどの高度な編集も可能に動画のトリミングや縁取りの付加などもできる参加者に配られたアンケート用紙。最初の質問で「Office 2010、いいね!」と答えてもらうのがセミナーの最大の目的の1つ
セミナー修了後はじゃんけん大会も開催勝者には冴子先生から商品が手渡しまた、帰り際にも冴子先生の名刺が1人1人に対して、冴子先生から渡された

【動画】デモの様子

(2010年 4月 26日)

[Reported by 若杉 紀彦]