やじうまPC Watch
2丁拳銃で目標を撃ち抜くロシア製人型ロボットが登場
~ロシア政府は“ターミネーター”ではないと否定
2017年4月18日 13:39
ロシア連邦政府の緊急対応省監督のもと、Android TechnicsとAdvanced Research Fundが開発を行なっているヒューマノイドロボット「F.E.D.O.R.」の2丁拳銃発砲動画がYouTubeにて公開された。
ロボットがグロックと思しきハンドガンを腰だめで構え、正確に的を撃ち抜く様子は、さながらジェームズ・キャメロンの“ターミネーター”を彷彿とさせるが、ロシア連邦政府副首相のドミトリー・ロゴージン氏はF.E.D.O.R.による射撃について「射撃訓練はロボットに優先順位と即時決断を教えるためのものだ。我々はAIを作っているのであって、ターミネーターを作っているわけではない」とTwitter上で述べている。
F.E.D.O.R.という名前は「Final Experimental Demonstration Object Research」から取られており、あくまで研究のためのロボットという位置付けのようで、YouTube上では歩行訓練をしている動画なども確認できる。
F.E.D.O.R.は高さ184cm、重量は106~160kgで搭載モジュールによって変わる。10kgの荷物を持つこともできるようだ。
Robot FEDOR showed the ability to shoot from both hands. Fine motor skills and decision-making algorithms are still being improvedpic.twitter.com/Y7IsciocPW
— Dmitry Rogozin (@DRogozin)2017年4月14日