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月面探査コンペに挑戦する「HAKUTO」、インドチームの着陸船に相乗りを表明

チームインダスの月着陸船

 日本チームとして唯一「Google Lunar XPRIZE(GLXP)」に参加するチーム「HAKUTO」は20日、インドのチームインダスの開発した月着陸船で月面まで探査ロボットを輸送する契約を締結したと発表した。GLXPに参加し続けるためには打ち上げ契約がXPRIZE財団に承認される必要があったが、今回の契約で条件が満たされることになる。

 民間企業による月面探査を競う「Google Lunar XPRIZE(GLXP)」は、Googleのスポンサーシップを受けてXPRIZE財団が主催するもので、優勝賞金は2,000万ドル。ローコストな無人宇宙探査技術に革新をもたらすことを目的としている。最初に月面に到達し、要件を満たしたチームが優勝となる。主な要件は、無人月面探査機を月面に着地させ、探査機で500m以上走行し、高解像度の動画などのデータを地球に向けて発信すること。

 ちなみに、打ち上げはXPRIZEと契約している団体によって行われるが、その中にはSpaceXの名が見られ、イスラエルのTEAM SPACEILはロケット「Falcon9」による打ち上げ契約を締結している。

HAKUTOによる月面探査機の解説