やじうまPC Watch

BBQの強い味方。Wi-Fi管理で絶妙の焼き具合に仕上げ、スマホに通知する肉用デバイス

Loki

 バーベキューで肉厚のステーキを手間なく焼いて美味しくいただくためだけのWi-Fiデバイス「Loki」がクラウドファンディングのIndiegogoで出資を募っている。11月22日より出品しているが既に目標金額を達成。現時点では約57,000ドルを集めている。

 価格は、本体にあたるLoki Sphereと探針のLoki Probeが1つずつセットになったモデルが99ドル、Loki Sphereが1つとProbeが4つのセットで149ドルとなっている。

 Lokiはバーベキューにおける肉の焼き加減をチェックするためのデバイスで、野球のボール程度の大きさのLoki Sphereと、そこから延びる探針(Loki Probe)で構成される。使い方は非常にシンプルで、探針を肉にブスリと突き刺し、肉の種類と切り方をアプリで設定。あとはLokiが温度を監視し続け、肉が焼き上がり次第、通知を行なう。肉の種類は牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、魚介類に対応。オーブンでの七面鳥、グリル上のステーキ、肩ばら肉の燻製など、さまざまな肉料理を楽しめる。

 調理中はその進行状況がスマートフォンにWi-Fi(IEEE 802.11n)で送られるようになっており、ステーキをひっくり返したりといった焼き加減の目視での確認が不要。焼き上がるとスマートフォンに通知が行くようになっている。アプリは無償で提供され、AndroidとiOSの両方をサポートする。また、Loki SphereにはLEDライトが組み込まれており、この色によって状態を知ることもできる。

 Loki Sphereはバッテリ駆動を可能とし、約200時間動作。Micro USB経由で電源を送って利用することもできる。Loki Sphereには探針用のポートが4基あり、複数枚の肉を監視することも可能。Loki Sphereの筐体はマグネットが組み込まれているため、金属であればテーブルといった台の上以外にも設置できるようになっている。

 探針の先端にある温度センサーは0~260℃まで検知でき、オーブン内などの温度を検知するためのセンサーも用意。こちらも0~260℃まで測定できる。ケーブルは耐久性を備えた編み込みタイプで、外側に耐熱性のラバーコーティングを施している。

Loki - The Smart WiFi Meat Thermometer