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WHO、子供が欲しいがパートナーがみつからない独身成人を「不妊」と定義

 WHO(世界保健機関)が、身体的に問題がなくとも、子供が欲しいにも関わらずパートナーを見つけられない独身成人を「不妊」と新たに定義付け、2017年にも各国の厚生大臣に伝える方針であることをテレグラフ誌が報じている。

 WHOは、全ての一般的男女およびゲイの男女には家庭を築く権利があり、パートナーがいるいないに関わらず、あらゆる個人は子を産む権利があり、そう望みながらも適切なパートナーを見つけられない人も「不妊」と定義することで、代理出産を含む行政的・社会的支援を不妊治療として得られるようにする狙いという。

 従来までWHOは、不妊を12カ月以上の性交を行ないながらも妊娠に至らない人として定義していた。