VRに連動して360度回転する電動椅子「Roto VR」

Roto VR

　VR映像や操作に連動して360度回転する電動椅子「Roto VR」が予約販売を受け付けている。通常価格は699ドルだが、11月5日までの期間限定で499ドルの予約価格で受付中。出荷予定日は2017年1月。

　Roto VRは、VRコンテンツに対応し360度回転する電動椅子。ヘッドトラッカーをVRヘッドセットに装着することで、頭を向けた方向に回転するといった操作に対応する。足下のペダルはタッチセンサーを備えており、歩行やマウスの左右クリック、ジャンプなどの操作が可能。

　基本セットには、Rotoチェア(重量15Kg)のほか、Roto VRベース(15Kg)、Roto VRヘッドトラッカー、Roto VRタッチペダル、アームレスト、ヘッドレスト、ベーシックケーブルマガジンが含まれる。

　付属するベーシックケーブルマガジンは、USBポート×1を備えたタイプで、SamsungのGear VRやGoogle CardboardなどのケーブルレスなVRソリューション用となっている。ベーシックのほか、別売オプションでOculus VRとHTC Vive、Playstation VR用の3つのケーブルマガジンが用意されており、こちらを利用すれば、座席が回転する際にケーブルごと回転するため、ケーブルが絡まないという。

　そのほかのオプションには、マウスやキーボードのほか、フライトスティックやハンドルコントローラを設置できる「VRテーブル」、レーシングゲーム向けのペダルを設置する「レーシングラック」、低音域を振動に変換し、椅子に装着することでクラッシュやエンジン、ギアシフトなどを体感できる「ランブルパック」などが用意されている。