イベントレポート
【東京ゲームショウ2014】ヘッドマウントVRのデモに長蛇の列
(2014/9/19 06:00)
東京ゲームショウ2014では、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を使った没入型VR(仮想現実)のデモが各所で行なわれている。いずれも、やや小ぶりのブースではあるが、新しい時代のコンテンツ体感デバイスをいち早く体験しようと、長蛇の列が構成されており、注目の高さがうかがえる。
このジャンルで今一番熱いのは、やはりOculus Riftだろう。これまでもPC用のHMDはあったし、Oculus Riftはまだ製品化もされていない(現在は開発者向けのバージョンが提供されている)ものの、ゲーム向けデバイスでありながら、その将来性を見込みFacebookが買収し、GALAXYシリーズ向けにも技術提供するなど、同社製品は今後一大ムーブメントになる可能性を秘めている。
東京ゲームショウに初出展するOculus VRのブースでは、アップグレードされたOculus Rift Development Kit 2(DK2)の試遊機が多数用意されている。DK2は、初代と比べ、解像度が1,280×800(片目は640×800)ドットから1,920×1,080(片目は960×1,080)ドットに向上するとともに、残像や遅延が低減するといった改善が盛り込まれている。
前述の通り、まだ開発者向けの段階だが、350ドルという価格や、期待度などから、現在2カ月近い注残を抱えており、話題とは裏腹に、実機を試せる機会はまだあまりない。そういった中、同社ブースに行けば、このDK2を試せる。招待制のビジネスデイでも、1時間以上は並びそうな雰囲気だが、時間があれば立ち寄りたいところだ。
Oculus RiftがPC用であるのに対し、ソニー・コンピュータエンタテインメントのHMD「Project Morpheus」は、PlayStation 4(PS4)用の製品。Project Morpheusもまだ開発段階のものだが、今回が日本初の展示で、同社ブースの一角がこのコーナーとなっている。
Oculus Rift同様、目の周りを完全に覆う形状で、頭を動かすとそれに追随して映像が動くので、高い没入感を得られる。Project Morpheusの大きな違いは、モーションコントローラPlayStation Moveに対応している点で、キーボード+マウスや、ゲームコントローラよりも、より直感的でダイナミックな手の動きを操作に反映させることができる。
ただ、残念ながら、仮想空間の中で女子高生と一緒に過ごすことができるということで大きな話題を呼んだProject Morpheus向けコンテンツ「サマーレッスン」については、反響が大きすぎて出展が取り止めとなっている。
先にも少し触れた、Oculus VRが技術提供し、SamsungのGALAXY Note 4と組み合わせて利用するHMD「Gear VR」もSamsungブースにて日本初公開されている。
同社ブースでは、先だってIFA 2014で発表された曲面ディスプレイ付きGALAXY Note Edgeを始めとするスマートフォン/タブレットを展示。スマートフォンを取り付け可能なゲームコントローラと組み合わせ、ゲームプラットフォームとしてのモバイル端末の訴求を行なっている。
それと併せて、Gear VRの体験コーナーも用意。同製品のヘッドマウントの部分はOculus VRが開発しており、そこにディスプレイ+センサーの役割としてGALAXY Note 4を用いる。回りが見えないという性格上、屋外で使うものではないが、対応するスマートフォンをすでに持っているのであれば、少ない追加投資でHMD VRを楽しめるようになるので、今後こういったソリューションも増えていくのかも知れない。
HMD VRのさらなる発展系として、Cyberithは、歩行やジャンプまでサポートする「Cyberith Virtualizer」を開発、出展している。
Cyberith Virtualizerは、円形の床部分と、腰を支えるリング、それを支持する3本のパイプで構成される。ユーザーは、赤ちゃんの歩行器のように、リングの中に入って、体にハーネスを繋ぎ、そこで歩く。床の部分は、靴下をはいてすり足すると、ちょうど良い摩擦で足裏が滑るようになっている。ユーザーの腰はリングで支えられているので、移動することなくその場で歩けるのだ。床にはセンサーも組み込まれており、足の動きがそのままゲーム内での移動操作を司る。
加えて、リングの中でユーザーは360度方向を変えることができ、これによってゲーム内で向いている方向が変わる。また、上下に動くこともできるので、ユーザーがしゃがむとゲーム内のキャラもしゃがみ、ジャンプするとキャラもジャンプする。慣れも必要そうだが、走りながらのジャンプすらサポートしている。これにOculus Riftを加えることで、ユーザーはゲームの世界の中を、文字通り自由に歩き回れるようになるのだ。
本体サイズが大きいので、誰でも気軽に家に置くというのは、特に日本では難しそうだが、PCとUSBで繋いで利用できる。米国では7月よりKickstarterでのクラウドファンディングを開始しており、センサーを搭載するフルバージョンの価格は749ドル程度と、個人でも手を出せる範囲に収まっている。もちろんゲーム側での対応も必要だが、SDKも用意されており、Oculus Riftが普及していけば、この手の製品も個人向けに広まっていくのかも知れない。
VR系以外の展示としては、MSI、EIZO、SteelSeriesが合同で出展。COMPUTEXなどではそこかしこで見られるが、東京ゲームショウではちょっと珍しい、パーツむき出しの状態のハイエンドPCによる4Kゲームのデモなどを実施。ハードウェア構成は、Core i7-5820K、MSI製GeForce GTX 780ビデオカード×2、MSI製Intel X99 Expressマザーボード、EIZO製32型4K液晶EV3237などで、4K解像度でも高いフレームレートを維持できる点を訴求している。EV3237は19日より発売予定の新製品。
アイ・オー・データ機器は、ゲーミング向け23.8/27型フルHD液晶の未発表製品を参考展示。超解像技術「ギガクリア・エンジンII」を搭載し、高画質化を図ったほか、スルーモードをオンにすると、表示遅延を0.1フレームに低減できる。10月に発表、11月に発売の予定。
ロジクールは、18日に発表したG910 RGB メカニカル ゲーミング キーボードを始めとする、キーボードやマウスなどを広く展示しているほか、プロゲーマーのトークショーや、League of Legendsのゲーム大会などを開催する。
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