イベントレポート

Lenovo、「ThinkPad X1 Tablet」など新モデルを展示

〜ThinkPadブランドのChromebookも

 Lenovoは、CES 2016に合わせて発表したThinkPadシリーズのノートPCやタブレットなどの新モデルを、CES 2016のプレビューイベント「Unveiled」において展示した。

 展示されたのは、1月3日(米国時間)に発表された、「ThinkPad X1 Carbon」、「ThinkPad X1 Tablet」、「ThinkPad X1 YOGA」、「ThinkPad T460s」、「ThinkPad 13」など。本稿では、それらをまとめて写真で紹介する。なお、ThinkPadシリーズの仕様については、既に掲載している記事の通りとなるので、そちらを参照してもらいたい。

ThinkPad X1 Tablet

ThinkPad X1ブランドのタブレットPC、ThinkPad X1 Tablet。専用キーボードカバーを装着した状態
ThinkPad X1 Tablet本体。液晶は12型IPSで表示解像度は2,160×1,440ドット。フットプリントは291.5×209.5mm(幅×奥行き)
本体下部側面。これは、キーボードカバー用アタッチメントを装着した状態。高さは8.4mm
アタッチメントを外すと、特殊モジュールを装着可能
アタッチメントを外した状態
特殊モジュールは、バッテリー内蔵の「プロダクティビティモジュール」(上)、プロジェクタ内蔵の「プレゼンターモジュール」(中)、RealSense 3Dカメラ内蔵の「3Dイメージモジュール」の3種類を用意
プロダクティビティモジュールを装着した状態。本体にしっかり固定され、グリップとしても活用できる
モジュール背面のパネル開閉に連動して、本体に固定するツメが開閉し、着脱を行う
プレゼンターモジュールのプロジェクタは、2mの距離で60型の映像を投影可能
左側面
上部側面
右側面。USB Type-C、標準サイズのUSB 3.0、Mini DisplayPortがある
背面。背面にはキックスタンドを用意
キックスタンドを開いた状態。特殊アタッチメント装着時にもスタンドとして活用できる
背面のスイッチをスライドさせるとキックスタンドが開く
LTE対応モデルでは、キックスタンドの内側にnano SIMスロットがある。なお、日本でもLTE対応モデルを発売予定とのこと
microSDカードスロットもキックスタンドの内側に用意
専用キーボードカバー。ThinkPadシリーズ同様の6列キーボードで、タッチパッドだけでなくTrackPointも用意されている
キーボードカバーはマグネットで本体下部側面に装着する
キーボード後方の一部が液晶面にマグネットで貼り付く仕様で、キーボードに角度を付けて利用できる
キーボードカバーを装着し、キックスタンドを開けばクラムシェルとして利用可能
キーボードカバーを閉じた状態。背面が堅く、薄いカバー型ながらタイピング時にキーボード面のしなりは少なかった

ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbon新モデル。従来よりもさらに薄く軽くなった
重量は1,209gと従来モデルよりも軽くなっており、片手でも楽に持てた
本体正面。高さは16.45mm
左側面
後部側面
右側面
底面
液晶は14型IPSで、表示解像度は1,920×1,080ドットまたは2,560×1,440ドット
ヒンジ部は、板状2軸ヒンジを採用
液晶面は180度まで開ける
キーボードは6列仕様で、従来モデルと同様だ
右パームレスト部に指紋センサーを搭載

ThinkPad X1 YOGA

液晶パネルが360度開閉する、ThinkPad X1 YOGA
本体正面。高さは16.8mm
左側面
後部側面
右側面
天板部分。フットプリントは333×229mm(幅×奥行き)、重量は1,270g
底面
ディスプレイは14型で、1,920×1,080ドット/タッチ対応IPS液晶、2,560×1,440ドット非光沢IPS液晶、2,560×1,440ドット有機EL/タッチ対応の3種類から選択可能。展示機は1,920×1,080ドット/タッチ対応IPS液晶だった
液晶面は180度開閉し、4種類の形状で利用可能
液晶を完全に開いたタブレットモードの状態
タッチ対応モデルはペン入力にも対応
ペン先への追従性も申し分なく、快適なペン入力が行えた
ペンは本体右側面に収納可能
キーボードはThinkPad X1 Carbonと同等。右パームレストの指紋センサーも搭載される

ThinkPad T460s

14型液晶搭載のThinkPad T460s
重量は1.4kgと、X1 Carbonに比べるとやや重く感じる
本体正面
左側面。高さは16.9〜18.8mmと、X1 Carbonよりも厚い
後部側面
右側面
天板部分。フットプリントは331×226.8mm(幅×奥行き)
底面
液晶は14型IPSで、表示解像度は1,920×1,080ドットまたは2,560×1,440ドット
液晶面は180度以上開く
キーボードはX1 Carbonのものとほぼ同等。タッチパッド右に指紋センサーも搭載している

ThinkPad 13/ThinkPad 13 Chromebook

13型液晶搭載の、ThinkPad 13。Windows 10モデル(左)とChrome OSモデル(右)をラインナップ
Windows 10搭載のThinkPad 13。CPUは第6世代Coreプロセッサ搭載で、メモリは最大16GB、ストレージはSSDで最大512GB。価格は449ドルから。発売時期は2016年4月を予定
本体正面。高さは19.8mm
左側面
後部側面
右側面。USB 3.0 Type-Cコネクタも用意されている
天板部分。フットプリントは322×223mm(幅×奥行き)、重量は1.4kg
底面
13.3型IPS液晶で、表示解像度は1,366×768ドットまたは1,920×1,080ドットで、フルHDはタッチモデルも用意
キーボードはThinkPadらしく6列で、TrackPointも用意
こちらはCrhome OS搭載のThinkPad 13 Chromebook。基本的にはWindows版を踏襲も、キーボードの形状などに違いが見られる。価格は399ドルからで、2016年6月発売予定
天板部分にはChromeロゴを装着している

ThinkCenter X1

一体型PCでThinkCenterのX1ブランドモデルとなる、ThinkCenter X1
23.8型のIPS液晶で、表示解像度は1,920×1,080ドット
左側面。液晶上部は奥行き11mと、非常に薄い仕様となっている
左側面のポート類。SDカードスロットやUSB 3.0ポートなどを用意
背面。一体型PCとは思えないほどすっきりとしたデザインとなっている
背面にはUSB 3.0×3、Gigabit Ethernet、DisplayPortなどを備える
右側面
右側面には電源ボタンなどを配置
スタンド
液晶面はかなり深い角度まで倒せる
付属のキーボードとマウス

 ブースでは、ThinkPadシリーズ新モデルだけでなく、WiGig対応の「ThinkPad WiGig Dock」などのThinkPad用周辺機器や、ThinkPad Stack用の新モジュールもいくつか展示されていたので、それらも紹介する。

ThinkPad WiGig Dock

 ThinkPad X1 CarbonなどにWiGigアダプタを装着して利用する、WiGig対応のワイヤレスドック。WiGig 1.1準拠で、最大6.4Gbpsの転送速度を誇る。IEEE 802.11adとの互換性も確保されているという。USB 3.0やHDMI/DisplayPort出力、Gigabit Ethernetをワイヤレスで利用可能となる。価格は250ドルで、2016年1月発売予定。日本での発売は未定。

ThinkPad WiGiG Dock。ThinkPadとWiGigで接続し、各種ポートをワイヤレスで利用可能
背面にはUSB 3.0、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、DisplayPort、HDMIを備える
前方にはUSB 3.0×2を用意
日本での発売は未定とのことで、技適マークも見あたらなかった

ThinkPad X1 Wireless Touch Mouse

 ThinkPad X1シリーズ向けのマウス。クリック部分はタッチセンサーを採用し、全体を押し込むことでクリック操作が可能。また、背面にもタッチパッドを備え、手に持ってプレゼン時などの操作が可能となっている。PCとの接続は、2.4GHz帯域無線またはBluetooth 4.0。光学センサーの解像度は1,300dpi。価格は70ドルで、2016年1月発売予定。

ThinkPad X1 Wireless Touch Mouse。クリックボタンはなく、タッチセンサーと背面全体が沈み込む仕様を組み合わせて操作する
背面にタッチパッドを備える
このように、タッチパッドとして利用することで、プレゼン時のPC操作が可能

ThinkPad Stack用新モジュール

 積み重ねて利用する小型PC、ThinkPad Stack用の新モジュールも2種類展示。1つは、プロジェクタ内蔵の「ThinkPad Stack Mobile Projector」。150lm、720p表示対応のDLPを内蔵するとともに、バッテリも内蔵し、約2時間のバッテリ駆動が可能。またAndroidベースの軽量OSを搭載し、HDDやUSBストレージに保存したデータにアクセスし、直接表示も可能。もちろん、ThinkPad Stackに装着すれば、ThinkPad Stackの映像を表示可能。価格は399ドルで、2016年4月発売予定。

 もう1つは、「ThinkPad Stack Charging Mat」。Qiベースのワイヤレス給電システムに対応したワイヤレスチャージャーマットで、ThinkPad StackやThinkPad Stack用バッテリなどと組み合わせて利用する。また、給電用のMicro USBポートも備えるので、モバイルバッテリなどと組み合わせての利用も可能。上部にQiの給電マットを備え、Qi対応スマートフォンを置くだけで充電が可能となる。価格は49ドルで、2016年4月発売予定。

ThinkPad Stack Mobile Projector
ThinkPad Stack Mobile Projector
ThinkPad Stackと組み合わせて利用したり、バッテリやスピーカ内蔵で単体での利用も可能
プロジェクタは720p表示対応で明るさ150ルーメン。単体で約2時間駆動可能
左側面にはHDMI入力やUSBポートなどを備える
Androidベースの軽量OSを搭載し、上部のタッチパッドで操作可能
このように映像を投影できる
ThinkPad Stack Charging Mat
ThinkPad Stack Charging Mat
Qi準拠のワイヤレスチャージ機能を実現。ThinkPad Stack用バッテリなどと組み合わせて利用
Qi対応のスマートフォンの充電が可能

(平澤 寿康)