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ついにコンシューマ向けで10コアを実現した「Core i7-6950X」
(2016/5/31 15:00)
米Intelは31日、コンシューマ向けCPUとして初めて10コアを内蔵する「Core i7-6950X Extreme Edition」など4製品を発表した。
新製品は「Broadwell-E」のコードネームで呼ばれるもので、その名の通り、アーキテクチャ的にはメインストリーム向けで4コアのSkylakeシリーズより1つ古いが、最大で10基というコア数を生かした、ゲームやコンテンツクリエーションなどのマルチスレッドアプリ向けのハイエンド製品となる。
共通の仕様として、CPUソケットは既存のLGA2011-v3、対応チップセットはIntel X99、製造プロセスは14nm、TDPは140W。コア数の増加およびメモリクロックの引き上げ(2,133MHzから2,400MHz)により、前世代の「Haswell-E」(最大8コア)に比べ、マルチスレッド性能は最大で35%向上しているという。オーバークロック性能も訴求している。
マルチスレッド性能を高める一方、シングルスレッドの性能も、最も高速に動作するコアのクロックをさらに引き上げるTurbo Boost Maxテクノロジ3.0により10%程度向上するという。
Intelによると、3Dレンダリング性能は対Haswell-Eで35%、対Skylakeで100%、Premiere Pro CCの4K動画編集性能はそれぞれ25%/65%、HandBrakeでの動画トランスコーディング性能はそれぞれ20%/85%、Kolor Autopano Video Pro 2.3.2での全天周動画制作性能はそれぞれ25%/50%、3DMark Fire Strikeの性能は対Haswell-Eで30%高いとしている。
6950X | 6900K | 6850K | 6800K | |
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コア数 | 10 | 8 | 6 | |
ベースクロック | 3GHz | 3.2GHz | 3.6GHz | 3.4GHz |
Boostクロック | 3.5GHz | 3.7GHz | 3.8GHz | 3.6GHz |
共有キャッシュ | 25MB | 20MB | 15MB | |
PCIeレーン数 | 40 | 28 | ||
対応メモリ | 4チャネル DDR4-2400 | |||
TDP | 140W | |||
ロット価格 | 1,569ドル | 999ドル | 587ドル | 412ドル |