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新社会人必読。PC Watchが選ぶショートカットキー10選【Windows編】
(2016/4/4 06:00)
Windowsは業務用途では定番のOSであり、個人向けでも圧倒的なシェアを誇ります。違うWindowsのパソコンでもショートカットキーは同じように動作するため、一度覚えてしまえば、後はずっと自分の役に立ち続けてくれます。
ここでは、Windowsのショートカットキーの中でも基本的なものながら、特に業務に役立つと思われる10個のショートカットキーを選んで紹介しています。それ以外のショートカットキーについては一覧表にまとめていますので、自分の業務効率を上げてくれそうなショートカットキーを探してみるのもいいでしょう。
- 選択したアイテムの名前を変更する
- ウィンドウ内の全てのアイテムを選択する
- 選択したアイテムをコピーする
- 選択したアイテムを貼り付ける
- 選択したアイテムを切り取る
- 操作を元に戻す
- デスクトップを表示または非表示にする
- マルチディスプレイ環境で、ウィンドウを別のディスプレイに移動する
- 新しいウィンドウを開く
- ウィンドウを閉じる
選択したアイテムの名前を変更する
ファイルやフォルダの名前を変更するには、エクスプローラーの上部に表示されているリボンの「名前の変更」ボタンや、右クリックで表示されるメニューからも行なえますが、[F2]キーによるショートカットがもっとも楽なやり方です。
操作キー | 説明 |
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[F2] | 選択したアイテムの名前を変更する |
ウィンドウ内の全てのアイテムを選択する
エクスプローラーやデスクトップ上に表示されているファイルやフォルダを全て選択したい場合、[Ctrl]+[A]キーによるショートカットが有効です。特定のファイルのみを選択したい場合は[Shift]+[カーソルキー]を使うか、[Ctrl]+[左クリック]で対応できます。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[A] | ウィンドウ内の全てのアイテムを選択する |
選択したアイテムをコピーする
選択中のファイルやフォルダをクリップボードにコピーします。下の「貼り付け」と組み合わせることで、異なる場所に同じアイテムを複製できます。なお、このショートカットキーは文字データなどにも有効で、ブラウザ上のテキストやテキストエディタ上の文章をコピーすることもできます。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[C] | 選択したアイテムをコピーする |
選択したアイテムを貼り付ける
[Ctrl]+[C]などを使ってクリップボードにコピーしたファイルやフォルダ、文字データなどを貼り付けます。Windows 10では、同名アイテムがあった場合、ファイルの末尾に「 - コピー」という文字が付加され、上書きしないようになっています。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[V] | 選択したアイテムを貼り付ける |
選択したアイテムを切り取る
ファイルやフォルダをコピーではなく、切り取って場所を移動させたい場合に使います。切り取りは[Ctrl]+[V]などによる「貼り付け」を行なった時点で実行され、元の場所からファイルが移動します。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[X] | 選択したアイテムを切り取る |
操作を元に戻す
「切り取り」による「貼り付け」を行なった場合など、アイテムを元に戻せます。ただし、直近の動作のみ有効で、ほかの動作を挟んでしまった場合は遡って元に戻すことができません。テキストエディタなどで文字を打ち間違えた場合にも有効です。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[Z] | 操作を元に戻す |
デスクトップを表示または非表示にする
[Windows]+[D]キーを押すことで、表示されている全てのウィンドウを最小化し、デスクトップ画面が見えるようになります。上級者は勤務中に推奨されないWebサイトなどを見ていた場合に咄嗟にこういったショートカットキーを駆使します。ただし、デスクトップ画面しか表示されていないのは非常に不自然ではありますが……。なお、もう一度同じショートカットキーを押すことでウィンドウの状態が戻りますが、その前に何かのウィンドウを表示させるなどした場合は、状態が復元されません。
操作キー | 説明 |
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[Windows]+[D] | デスクトップを表示または非表示にする |
マルチディスプレイ環境で、ウィンドウを別のディスプレイに移動する
複数のディスプレイを使ったマルチディスプレイ環境において、ディスプレイ間のウィンドウの移動を補助します。通常はマウス操作によってウィンドウの位置を変えますが、[Windows]+[Shift]+[←または→]を押すことで、選択ウィンドウが別のディスプレイ上に移動します。
操作キー | 説明 |
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[Windows]+[Shift]+[←または→] | マルチディスプレイ環境で、ウィンドウを別のディスプレイに移動する |
ウィンドウを閉じる
現在選択されているウィンドウを閉じます。ウィンドウは右上にある「×」マークの閉じるボタンを押すことで閉じられますが、[Ctrl]+[W]のショートカットによってマウス操作が必要なくなります。ブラウザ上に表示されているタブを閉じる場合にも利用できます。
操作キー | 説明 |
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[Ctrl]+[W] | ウィンドウを閉じる |
Windowsショートカットキーの一覧
操作キー | 説明 |
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[F2] | 選択したファイルやフォルダの名前を変更する |
[F3] | エクスプローラーでファイルまたはフォルダを検索する |
[F4] | エクスプローラーでアドレス バーの一覧を表示する |
[F5] | 作業中のウィンドウを最新の情報に更新する |
[F6] | ウィンドウ内またはデスクトップ上の画面要素を順番に切り替える |
[F10] | アクティブなアプリのメニュー バーをアクティブにする |
[Alt]+[F4] | アクティブなアイテムを閉じる、またはアクティブなアプリを終了する |
[Alt]+[Esc] | アイテムを開かれた順序で順番に切り替える |
[Alt]+[Enter] | 選択したアイテムのプロパティを表示する |
[Alt]+[Space] | 作業中のウィンドウのショートカット メニューを開く |
[Alt]+[←] | エクスプローラーやWebブラウザで前に戻る |
[Alt]+[→] | エクスプローラーやWebブラウザで次に進む |
[Alt]+[PageUp] | 1画面上へ移動する |
[Alt]+[PageDown] | 1画面下へ移動する |
[Alt]+[Tab] | 開いているアプリを切り替える |
[Ctrl]+[F4] | 作業中のドキュメントを閉じる (複数のドキュメントを同時に開くことができる全画面表示のアプリで) |
[Ctrl]+[A] | ウィンドウ内の全てのアイテムを選択する |
[Ctrl]+[C] | 選択したアイテムをコピーする |
[Ctrl]+[D] | 選択したアイテムを削除し、ごみ箱に移動する |
[Ctrl]+[R] | 作業中のウィンドウを最新の情報に更新する |
[Ctrl]+[V] | 選択したアイテムを貼り付ける |
[Ctrl]+[X] | 選択したアイテムを切り取る |
[Ctrl]+[Y] | 操作をやり直す |
[Ctrl]+[Z] | 操作を元に戻す |
[Ctrl]+[→] | 次の単語の先頭にカーソルを移動する |
[Ctrl]+[←] | 前の単語の先頭にカーソルを移動する |
[Ctrl]+[↓] | 次の段落の先頭にカーソルを移動する |
[Ctrl]+[↑] | 前の段落の先頭にカーソルを移動する |
[Ctrl]+[Alt]+[Tab] | [Tab]キーや方向キーを使って、開いている全てのアプリ間で切り替える |
[Ctrl]+[Alt]+[Shift]+[方向キー] | スタート メニュー内でフォーカスされているグループまたはタイルを指定した方向に移動する |
[Ctrl]+[方向キー(アイテムに移動する)]+[Space] | ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数のアイテムを個別に選択する |
[Ctrl]+[Shift]+[方向キー] | テキストのブロックを選択する |
[Ctrl]+[Esc] | スタート メニューを開く |
[Ctrl]+[Shift]+[Esc] | タスク マネージャーを開く |
[Ctrl]+[Shift] | キーボード レイアウトを切り替える (複数のキーボード レイアウトが使用可能になっている場合) |
[Ctrl]+[Space] | 中国語の入力方式エディター (IME) をオンまたはオフにする |
[Shift]+[F10] | 選択したアイテムのショートカット メニューを表示する |
[Shift]+[方向キー] | ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数のアイテムを選択する、またはドキュメント内のテキストを選択する |
[Shift]+[Del] | 選択したアイテムをごみ箱に移動せずに削除する |
操作キー | 説明 |
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[Windows]+[A] | アクション センターを開く |
[Windows]+[B] | 通知領域にフォーカスを設定する |
[Windows]+[C] | Cortanaを聞き取りモードで開く |
[Windows]+[D] | デスクトップを表示または非表示にする |
[Windows]+[E] | エクスプローラーを開く |
[Windows]+[G] | ゲームの実行中にゲーム バーを開く |
[Windows]+[H] | 共有チャームを開く |
[Windows]+[I] | 設定を開く |
[Windows]+[K] | 「接続」クイックアクションを開く |
[Windows]+[L] | PC をロックする、またはアカウントを切り替える |
[Windows]+[M] | 全てのウィンドウを最小化する |
[Windows]+[O] | デバイスの向きをロックする |
[Windows]+[P] | プレゼンテーション表示モードを選択する |
[Windows]+[R] | 「ファイル名を指定して実行」ダイアログ ボックスを開く |
[Windows]+[S] | 検索を開く |
[Windows]+[T] | タスク バー上のアプリを順番に切り替える |
[Windows]+[U] | コンピューターの簡単操作センターを開く |
[Windows]+[V] | 通知を順番に切り替える |
[Windows]+[Shift]+[V] | 通知を逆順に切り替える |
[Windows]+[X] | 「クイック リンク」メニューを開く |
[Windows]+[Z] | 全画面表示モードのアプリで使用できるコマンドを表示する |
[Windows]+[,(コンマ)] | デスクトップを一時的にプレビューする |
[Windows]+[Pause] | 「システムのプロパティ」ダイアログ ボックスを表示する |
[Windows]+[Ctrl]+[F] | PCを検索する (ネットワークに参加している場合) |
[Windows]+[Shift]+[M] | 最小化されたウィンドウをデスクトップに復元する |
[Windows]+[数字] | デスクトップを開き、タスク バー上の数字で示す位置にピン留めされているアプリを開始する。アプリが既に実行されている場合は、そのアプリに切り替える |
[Windows]+[Shift]+[数字] | デスクトップを開き、タスク バー上の数字で示す位置にピン留めされているアプリの新しいインスタンスを開始する |
[Windows]+[Ctrl]+[数字] | デスクトップを開き、タスク バー上の数字で示す位置にピン留めされているアプリの前回の作業中のウィンドウに切り替える |
[Windows]+[Alt]+[数字] | デスクトップを開き、タスク バー上の数字で示す位置にピン留めされているアプリのジャンプ リストを開く |
[Windows]+[Ctrl]+[Shift]+[数字] | デスクトップを開き、タスク バー上の指定された位置にあるアプリの新しいインスタンスを管理者として開く |
[Windows]+[Tab] | タスク ビューを開く |
[Windows]+[方向キー] | [Windows]+[↑]でウィンドウを最大化、[Windows]+[↓]で最小化。[Windows]+[←]で画面左側に最大化、[Windows]+[→]で画面右側に最大化 |
[Windows]+[Home] | 作業中のデスクトップ ウィンドウを除く全てのウィンドウを最小化する (2 回目のキーストロークで全てのウィンドウを復元する) |
[Windows]+[Shift]+[↑] | ウィンドウの幅を変えずに上下に拡大する |
[Windows]+[Shift]+[←または→] | マルチディスプレイ環境で、ウィンドウを別のディスプレイに移動する |
[Windows]+[Space] | 入力言語とキーボード レイアウトを切り替える |
[Windows]+[Ctrl]+[Space] | 以前に選択されていた入力方式に変更する |
[Windows]+[Enter] | 音声案内を開く |
[Windows]+[/(スラッシュ)] | IMEの再変換を開始する |
[Windows]+[+または-] | 拡大鏡を使って拡大または縮小する |
[Windows]+[Esc] | 拡大鏡を終了する |
操作キー | 説明 |
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[Alt]+[D] | アドレス バーを選択する |
[Ctrl]+[E] | 検索ボックスを選択する |
[Ctrl]+[F] | 検索ボックスを選択する |
[Ctrl]+[N] | 新しいウィンドウを開く |
[Ctrl]+[W] | ウィンドウを閉じる |
[Ctrl]+[マウスのスクロールホイール] | ファイルアイコンとフォルダアイコンのサイズおよび外観を変更する |
[Ctrl]+[Shift]+[E] | 選択したフォルダの上のフォルダを全て表示する |
[Ctrl]+[Shift]+[N] | 新しいフォルダを作成する |
[NumLock]+[*] | 選択したフォルダの下のサブフォルダを全て表示する |
[NumLock]+[+] | 選択したフォルダの内容を表示する |
[NumLock]+[-] | 選択したフォルダを折りたたむ |
[Alt]+[P] | プレビュー ウィンドウを表示する |
[Alt]+[Enter] | 選択したアイテムの [プロパティ] ダイアログ ボックスを開く |
[Alt]+[→] | 次のフォルダを表示する |
[Alt]+[↑] | フォルダの親フォルダを表示する |
[Alt]+[←] | 前のフォルダを表示する |
[BackSpace] | 前のフォルダを表示する |
[End] | 作業中のウィンドウの一番下を表示する |
[Home] | 作業中のウィンドウの一番上を表示する |
[F11] | 作業中のウィンドウを最大化または最小化する |
操作キー | 説明 |
---|---|
[Ctrl]+[C] | 選択したテキストをコピーする |
[Ctrl]+[V] | 選択したテキストを貼り付ける |
[Ctrl]+[M] | マーク モードを開始する |
[Alt]+[選択キー] | ブロック モードで選択を開始する |
[PageUp] | カーソルを1ページ上へ移動する |
[PageDown] | カーソルを1ページ下へ移動する |
[Ctrl]+[Home](マークモード) | カーソルをバッファーの先頭に移動する |
[Ctrl]+[End](マークモード) | カーソルをバッファーの最後に移動する |
[Ctrl]+[↑] | 出力の履歴を 1 行上へ移動する |
[Ctrl]+[↓] | 出力の履歴を 1 行下へ移動する |
[Ctrl]+[Home](履歴ナビゲーション) | コマンド ラインが空の場合は、ビューポートをバッファーの先頭に移動する。それ以外の場合は、コマンド ラインのカーソルの左側にある文字を全て削除する。 |
[Ctrl]+[End](履歴ナビゲーション) | コマンド ラインが空の場合は、ビューポートをコマンド ラインに移動する。それ以外の場合は、コマンド ラインのカーソルの右側にある文字を全て削除する。 |