ニュース

Acer、G-SYNC対応で高速表示可能なIPS式4Kゲーミングディスプレイ

~WQHD解像度モデルも用意しNVIDIA ULMBをサポート

「Predator XB271HU」 ※XB271HKも見た目は同じ

 米Acerは3日(現地時間)、G-SYNCをサポートするWQHDと4K解像度のIPSパネル式ゲーミング液晶ディスプレイを11月中に発売すると発表した。価格はWQHD対応の「Predator XB271HU」が799ドルで、4K対応の「Predator XB271HK」は899ドル。日本での発売時期は不明。

 それぞれPredator XB1シリーズに属する製品で、同型の筐体を採用。黒と赤を基調としたデザインは、エッジの効いたスタンドが特徴となっているほか、ディスプレイは画面表示部とベゼル部の間隔がわずかしかない「zero-frame edge-to-edge」で作られている。スタンドは下5度~上35度のチルト、左右30度のスイベル、、90度回転のピボット、約150mmの昇降が可能。

 ディスプレイに3つのプロファイル登録でき、OSDメニューを呼び出さずに即座に切り換え可能な「GameView technology」を対応。また、映像の暗部を持ち上げて視認性を向上させる「dark boost」など、最近のゲーミングディスプレイでは必須となりつつある機能もサポートしている。

 XB271HUは解像度がWQHD(2,560×1,440ドット)で、中間色の応答速度が最小4ms、輝度350cd/平方m。リフレッシュレートは最大165Hzの高速表示が可能。NVIDIAの映像ブレ軽減機能「ULMB」(Ultra Low Motion Blur )を利用できるといった特徴を備えている。ただし、ULMB利用時はG-SYNCが無効化される。

 一方のPredator XB271HKは、解像度が4K(3,840×2,160ドット)、リフレッシュレート60Hz、応答速度4ms、視野角上下/左右178度といった特徴を備える。

右向き時
左向き時
正面、ディスプレイ下げ状態
左側面
右側面

(中村 真司)