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MSI、“7万円”からの全能感あふれるX99マザーボード
~ゲーム/サウンド/OCの全てに特化
(2015/7/24 15:49)
MSIは、豪華な機能を満載したLGA2011-v3プラットフォーム対応のIntel X99マザーボード「X99A GODLIKE GAMING」を7月25日に発売する。税別店頭予想価格は73,800円。
今年6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2015にて展示されていた製品で、同社ゲーミング向けとしては最上位に位置するという製品。特徴は既報の通りだが、以下のように多くの機能をサポートしている。
- Mystic Light
世界で初めてマザーボードにRGB LEDを搭載し、各部を2,000色以上のカラーでデコレーション可能。色は任意に設定でき、スマートフォンから設定変更できる「Mystic Light」アプリも用意されている。 - Killer DoubleShot-X3 Pro
ゲーマー向けLANのKiller NICを搭載しており、Gigabit Ethernetの「Killer E2400」を2基と、Wi-Fiの「Killer Wireless 1535」を組み合わせた「Killer DoubleShot-X3 Pro」を採用。専用ソフト「Killer Network Manager」によってゲームとアプリの通信を最適化し、合計2.867Gbpsのスループットを実現する。また、Wi-FiのKiller Wireless 1535には「ExtremeRange Technology」が搭載されており、Transmit Beamforming、MU-MIMOなどの機能をサポート。2.4倍のネットワーク安定性向上に加え、ワイヤレス性能も25%向上すると言う。 - Audio Boost 3 PRO
ESSのハイエンドDACチップ「Hi-Fi ESS 9018K2M」を実装した「Audio Boost 3 PRO」機能を搭載。仕様は120dB/SBR192kHz/32bitで、スタジオクラスの音質をオンボードチップで実現。ヘッドフォン出力もマザーボードとしては初めて6.3mmステレオジャックを採用する。 - Nahimic
ソフトウェアによるサラウンド機能を提供する「Nahimic」の音響技術に対応。バーチャルサウンド、ボイスレベラー、低音ブースト、ノイズ圧縮低減機能のほか、新しく加わった高音質録音機能もサポート。
それ以外にも、最新インターフェイスのUSB 3.1ポートを搭載し、Type-A/Cコネクタの両方に対応。また、ソケットのピン数を2,036本に増やすことでオーバークロック時の安定性を高めた「Turbo Socket」も採用。ゲームとサウンド、そしてオーバークロックもこなすことができ、製品名を彷彿とさせる全能なマザーボートとなっている。
フォームファクタはExtended ATXで、LGA2011-v3のCore i7(Haswell-E)に対応。メモリスロットはDDR4が8基、最大搭載容量は128GB。オーバークロックでDDR4-3400をサポートする。
拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×5で、x16/-/-/x16/x8やx8/x8/-/x8/x4など、搭載カード数やCPUによってレーン構成が変動する。
ストレージインターフェイスは、SATA 6Gbps×10、SATA Express×1、M.2(Type 22108/PCI Express接続)×1。
背面パネルインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 3.1×1、USB 3.1×1(Type-C)、USB 2.0×2、PS/2×1、Gigabit Ethernet×2、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、音声入出力などを備える。