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Micron、ゲーミングPC向け16GB DDR4、メモリ128GBのゲームPC構成が可能に

32GB LRDIMM

 米Micron Technologyは、8Gbitベースのメモリチップを搭載したサーバー向けDDR4メモリ製品を、Crucialブランドから7月後半より発売することを発表した。価格などは現時点で明らかになっていない。

 8Gbitベースのメモリチップを搭載することで、従来の4Gbitベースメモリチップ搭載モジュールから密度が向上し、帯域幅やエネルギー効率が改善されるという。

 8Gbitベースメモリチップ搭載サーバー向けDDR4メモリは、転送速度2,400MT/secとなっており、チャネルパートナー向けにRDIMM、LRDIMM、ECC UDIMMモジュールのサンプル出荷が開始されている。

16GB ECC SO-DIMM
16GB RDIMM
32GB RDIMM

 さらにゲーミングPC用メモリとして、同じく8Gbitベースのメモリチップを搭載した、DDR4 DIMMの16GBモジュールも発売される。「Ballistix」シリーズへ追加される形となり、販売開始は7月後半予定。価格などは現時点で明らかになっていない。

 現在、16GBモジュールのDDR4メモリはサーバーシステム向けのみとなっているが、新たにBallistixシリーズから発売されるUnbeffered、Non-ECCの16GBモジュールにより、X99チップセット搭載マザーボードなどの構成でも、最大128GBメモリの環境を実現可能となる。またXMP 2.0プロファイルもサポートする。

 16GBモジュールは、Ballistixシリーズの「Sport LT(クロック2,400MHz)」、「Tactical(同2,666MHz)」、「Elite(同2,666MHz)」の各モデルへ追加される。

Ballistix Sport LT DDR4
Ballistix Tactical
Ballistix Elite

(佐藤 岳大)