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レーザーと光学式センサー両方を備えたゲーミングマウス

~GeIL EpicGearブランドのマウス2種

レーザーと光学式センサーを備える「MeduZa」

 株式会社マイルストーンは、「EpicGear」ブランドのゲーミングマウス「MeduZa」(メデューサ)と「BLADE」(ブレード)の2製品を30日から発売する。税別店頭予想価格は前者が7,980円、後者が4,980円となる見込み。

 EpicGearは、主にメモリメーカーで知られるGeILによるゲーミングデバイスのブランドで、2011年よりレーザーと光学式の2つのセンサーを利用した独自センサー「HDST」(Hybrid Dual Sensor Technology)を開発。同ブランドを立ち上げた。GeILは、レーザーと光学式マウスは性質が異なり、ユーザーによって好みが分かれると言う。HDSTの開発により、どちらのニーズにも対応できるようにしている。

 両製品とも、耐久性に優れた2重の編み込み式ケーブルを採用し、金メッキUSBコネクタ、テフロン素材で滑りの良いマウスソールの装備、オムロン製スイッチ採用など、いくつか仕様が共通している。

MeduZa

 MeduZaは非対称型のマウスで、「かぶせ持ち」または「つかみ持ち」に適した形状と言う。ボタン数は7個で、その内の6個はプログラマブル対応。独自ソフトの「EG_Meduza FlashGUI」でさまざまな機能を割り当てることができる。

 HDSTの採用により、マウス底面には2つのセンサーが配置されている。そのため、解像度は光学モード時が400/800/1,600/3,200dpi、レーザーモード時は最大6,030dpi、光学とレーザーを組み合わせたHDSTモード時は最大4,800dpiと、モードによって使い分けることが可能。モードの切り替えは底面のスイッチで行なう。ホイール手前のボタンでHDSTおよびレーザーモード時も解像度を4段階で切り替えることができる。

 プロセッサにARMのCortex-M3 32bitを採用し、最大トラッキング速度は200ips(HDSTモード時)、最大加速度30G(同)、ポーリングレートは1,000Hz。オンボードメモリに5つのプロファイルを保存できる。

 本体サイズは120×74×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量は110g。ケーブル長は2m。対応OSはWindows XP/Vista/7/8(XPのみ64bit非対応)。クリック寿命は1,000万回。

底面にHDSTセンサーを確認できる
ホイール部分はLEDが入っており、プロファイルごとに発光色が変わる
背面
右側面
左側面

BLADE

軽量マウスの「BLADE」。ホイール部分は赤く発光する

 BLADEは、MeduZaと寸法がそれほど変わらないものの、重量が93gとゲーミングマウスの中でもかなり軽い部類。ボタン数は7個だが、プログラマブル機能には対応していない。こちらも「かぶせ持ち」と「つかみ持ち」に適した形状だと言う。

 センサーはHDSTではなく、光学式センサーのみで最大解像度は2,000dpi。ホイールの下にdpiを上下させるボタンが用意され、解像度を10段階で容易に切り替えられる。

 最大トラッキング速度は200ips、最大加速度23G、ポーリングレートは1,000Hz。本体サイズは123.4×77×42.5mm(同)。ケーブル長は1.8m。対応OSはMeduZaと同じ。クリック寿命は500万回。

右斜め
左斜め
右側面
左側面

(中村 真司)