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マイクロソフト、スマホ用スキャナアプリ「Office Lens」のiOS版

ホワイトボードのスキャン

 日本マイクロソフト株式会社は3日、Windows Phone用アプリの「Office Lens」をiOSに正式対応させた「Office Lens for iPhone」をリリースした。

 Office Lensは、オフィスでの利便性を高めるためのスキャナアプリで、ホワイトボードや名刺に書かれた内容をメモとして撮影すると、トリミングや傾き補正などを自動的に行ない、適切に処理してくれるというもの。OneDriveやOneNoteに保存することもできる。

 Office Lensの一部機能は、iOS版OneNoteにも提供されていたが、Office Lens for iPhoneでは、以下の3つの機能も利用できる。

  • 撮影内容を編集可能なWordやPowerPoint文書への変換
  • 撮影内容を検索可能なPDF文書への変換
  • 撮影した名刺をアドレス帳にインポート可能な形式に変換

 Office Lens for iPhoneは、iOS 8.0以降に対応。iPhone、iPad、iPod touchで利用でき、App Storeからダウンロード可能。

 なお、Android向けには「Office Lens for Android」が、Google Playでプレビュー版として公開されているが、Google+のコミュニティに参加してユーザー登録を行なう必要がある。搭載機能はOffice Lens for iPhoneと同等。

紙資料のスキャン

(中村 真司)