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32bitのCortex-M0+を採用した「Arduino Zero Pro」

 CPUにCortex-M0+を搭載したオープンソースのマイコンボード「Arduino Zero Pro」が発売となった。販売をしているのは株式会社スイッチサイエンスの直販や秋月電子通商など。価格は5,670円。

 これまでArduinoボードの多くは8bitマイコンのATmegaシリーズを採用してきたが、Zero Proでは32bitでCortex-M0+コアの「ATSAMD21G18A」を採用。1クロックあたりのデータ処理量が4倍となり、クロックも48MHzとなった。

 さらにフラッシュメモリが256KB、SRAM容量が32KBとなり、全体の処理性能が大幅に向上した。

 デジタルI/Oは14で、内訳はPWM兼用×12、UART用×2。動作電圧は3.3V(最大出力電流は7mA)。アナログ入力は6(12bit ADC)、アナログ出力は1(10bit DAC)となっている。基板サイズは53.5×67mm。

(劉 尭)