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GIGABYTE、3,200MHzまでのメモリOCに対応したX99マザー
~極冷対応メモリソケットを装備
(2015/3/9 19:07)
GIGABYTEは9日、X99チップセットを採用したマザーボード「Champion」シリーズに「X99-Gaming 5P」、「X99-UD4P」、「X99-UD3P3」を追加した。国内発売の時期や価格は未定。
Championシリーズは、同社が1月に発表したオーバークロック向けマザーボード。先行して発表された「X99-SOC Champion」に3モデルを加えて、合計4モデルをラインナップする。極冷用のDDR4 DIMMソケットを8基備え、XMP(eXtreme Memory Profile)に対応しており、今回発表した3製品は、最大3,200MHzまでメモリのオーバークロックが可能。なおX99-SOC Championでは最大3,400MHzまでのオーバークロックをサポートしている。
また、4WayまでのNVIDIA SLI/AMD CrossFireに対応する。部品にはCooper Bussmann製のサーバー用チョークコイルや高品質の固体電解コンデンサなどを用いることで、耐久性、安定性、信頼性の向上を図った。
主な仕様は3機種ともほぼ共通だが、X99-Gaming 5PのみLANコントローラに「Killer E2201」を採用するほか、オーディオチップにクリエイティブ「Sound Core3D」を搭載している。下位機種となるX99-UD4PとX99-UD3P3には上記チップを非搭載とする。また、X99-UD3P3はDIMMソケット数が4基なので、搭載メモリは最大で32GBまでとなる。
CPUソケットはLGA2011-v3、拡張スロットはPCI Express x16×4、PCI Express x1×3、SATA 3.0×10、M.2×1、SATA Express×1、フォームファクターはE-ATX(305×264mm)、X99-UD3P3のみATX(305×244mm)。
背面インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 3.0×6、USB 2.0×4、音声入出力、PS/2×2など。