ニュース

GIGABYTE、3,200MHzまでのメモリOCに対応したX99マザー

~極冷対応メモリソケットを装備

X99-Gaming 5P

 GIGABYTEは9日、X99チップセットを採用したマザーボード「Champion」シリーズに「X99-Gaming 5P」、「X99-UD4P」、「X99-UD3P3」を追加した。国内発売の時期や価格は未定。

 Championシリーズは、同社が1月に発表したオーバークロック向けマザーボード。先行して発表された「X99-SOC Champion」に3モデルを加えて、合計4モデルをラインナップする。極冷用のDDR4 DIMMソケットを8基備え、XMP(eXtreme Memory Profile)に対応しており、今回発表した3製品は、最大3,200MHzまでメモリのオーバークロックが可能。なおX99-SOC Championでは最大3,400MHzまでのオーバークロックをサポートしている。

 また、4WayまでのNVIDIA SLI/AMD CrossFireに対応する。部品にはCooper Bussmann製のサーバー用チョークコイルや高品質の固体電解コンデンサなどを用いることで、耐久性、安定性、信頼性の向上を図った。

X99-UD4P
X99-UD3P3

 主な仕様は3機種ともほぼ共通だが、X99-Gaming 5PのみLANコントローラに「Killer E2201」を採用するほか、オーディオチップにクリエイティブ「Sound Core3D」を搭載している。下位機種となるX99-UD4PとX99-UD3P3には上記チップを非搭載とする。また、X99-UD3P3はDIMMソケット数が4基なので、搭載メモリは最大で32GBまでとなる。

 CPUソケットはLGA2011-v3、拡張スロットはPCI Express x16×4、PCI Express x1×3、SATA 3.0×10、M.2×1、SATA Express×1、フォームファクターはE-ATX(305×264mm)、X99-UD3P3のみATX(305×244mm)。

 背面インターフェイスはGigabit Ethernet、USB 3.0×6、USB 2.0×4、音声入出力、PS/2×2など。

(関根 慎一)